愛着障害を治すのは容易ではありません。
しかし、根気よくやっていると、徐々に良くなってきます。
前回、良いパートナーや友人関係を継続していくと、徐々に愛着が安定型になってくると述べました。
それまで、コミュニケーションの取り方を気を付けていけば、関係が破綻をすることなく愛着の安定に持ち込めます。
ただ、今回は愛着そのものに働きかけて、安定型にする方法です。
アドラー心理学は、共感と回避の話し方。
野菜生活は、心につらい「貧血」です。
〇本日のテーマ
1.愛着障害 治し方 マインドフルネス 2.アドラー心理学 人間関係 共感 興味 3.野菜生活 貧血
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。
愛着障害 治し方 (軽くする方法)
経験上、愛着障害に結構有効と感じたのは、マインドフルネスです。
完全には治らずとも、軽くなると思います。
今回は、そのマインドフルネスについてお話します。
マインドフルネスは、ヨガ、禅などの瞑想から発展しましたが、その後、宗教色が払しょくされ、心理療法として確立してきました。
怒り、イライラ、不安などに非常に効果があるとされ、医学、心理学の分野で広まってきました。
良いとか悪いとかの「とらわれ」を払い、ありのままを受け入れると方法を採ります。
【方 法】
①まず、リラックスする姿勢になります。
②背筋は伸ばし、呼吸は自然にして、胸やお腹が収縮するのを感じます。
③そのまま「感情に捉われずに、今の起こっている感覚だけに注意をむける」という瞑想をします。
④さまざまな人(自分や他人)、ものに対する評価が生まれてくるときは、胸やお腹の呼吸に注意を向けて、評価をしない。
※重症のうつの場合や、統合失調症の方など、精神的な疾患をお持ちの方は、瞑想が自分を責めたり、現実と瞑想の区別がつかないことがあるので、専門家のところを訪れてください。
マインドフルネスには、「脱中心化」という考えがあります。不安、イライラとなる中心となる考え、感情に焦点をあてずに生きることです。結構、慣れると楽になります。
アドラー心理学 「共感」「興味」を持って聞く
これまで、アドラー心理学の話をしてきて、「共感」を持つ大切さを述べてきました。
それでは、具体的どのように「共感」をするかの具体的なやり方を解説します。
簡単に言うと、共感では「相手を受け止めて聞く」ということです。
「〇〇と言うことですね」
「〇〇をしたいのですね」
「〇〇と感じるのですね」
と、相手の要望に気が付きながら、相手の言葉を繰り返すと良いとされます。
相手の話に「興味」を持ちながら、相手の話のテンションを上げて伝えかえしてやると、相手から見ると「興味」を持っているように聞こえます。
「それって、面白そうですね」
「それは、楽しそうですね」
「それからどのようにしましたか」
このように反応してくれると、相手は心地よくなり、話しやすくなります。
また、良く言われるのが、話を一方的に言わないことです。〇〇さんと話をする時、
「〇〇さんは、どのようにしましたか?」
「〇〇さんは、どのように思っていらっしゃいますか?」
「〇〇さんなら、どのような行動をとったでしょうか?」
など、話が終わってから、相手のことを尋ねると一方的な話し方になりません。
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野菜生活 貧血
貧血の改善は、鉄分を増やすことです。
有効なのは、「黒ゴマ」「蒸した黒豆」「きくらげ」等です。また、鉄の吸収をたすけるのが、「ブロッコリー」「ピーマン」「菜の花」等です。野菜でなければ、やはりレバーですね。
「黒ゴマ」は殻が付いていると、吸収されないので、すりおろしをすると良いでしょう。
また、鉄製のフライパンや鍋を使うと、自然と溶け出し、鉄分の吸収になるとされます。
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