うつ病に今にもなりそうな気がする。 もうだめになりそうな思いにとらわれる。 このような思考や感情にとらわれそうな人は、多くいると思います。 何度もめげては立ち直り、まためげる。その繰り返しだと思います。 うつになりそうな手前や、イライラして自分や他人に危害を与える手前が、適応障害です。 本日は「大切な人を亡くした」とか「喪失体験」と適応障害の話をします。 アドラー心理学は、「ポジティブ思考の持ち方」を述べます。 野菜生活は「枝豆」の効用です。
〇本日のテーマ
1.適応障害とは 喪失体験 2.アドラー心理学 ポジティブ思考の持ち方1 3.野菜生活 食材「枝豆」
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。
適応障害とは 喪失体験
前回は適応障害の概略をお話ししました。
本日は適応障害と喪失体験のお話をします。喪失体験とは、大切な人や物をなくした場合、人間の心に起こる悲哀の感情です。
例えば、親しい人と別れなければならないとか、大切なものをなくすとか、さまざまな喪失体験をします。
この喪失体験をすると、人はある決まった心の動きをすると言われています。
さまざま説がありますが、個々ではキューブラ・ロスの考え方を紹介します。
【喪失体験の過程】
キューブラ・ロスは、不治の病などで死にいく場合、次の心の過程をたどるとします。
1.否認・・・死を否定し、周囲の人と距離を置こうとする。
2.怒り・・・死を否定できず、「自分がどうして?」と怒りを覚える。
3.取引き・・これだけ自分が〇〇したのだから、死の運命から逃れられると思う。
4.抑うつ・・それでも死から逃れられないことが分かり、抑うつ状態になる。
5.受容・・・死を受け入れ、心が安らかな状態になる。
親しい人が亡くなった場合も似たような過程をたどります。
1.混乱・・ショックを受けて混乱。冷静に見える人も感覚がマヒしたりする。
2.否認・・親しい人の死亡を認められない。理性で分かるが感情が認められない。
3.怒り・・亡くなった人、周囲の人を怒る。また、自分の行動を後悔する
※怒りを抑え込むと、怒りの向きが自分になり、心が不健康になることがある。
4.抑うつ・・引きこもりや、意欲を失うことがある。
5.受容・・事実を認め、冷静になり、徐々に悲しみから脱する。
受容にまで至らずに、適応障害になる場合がある。適応障害をほおっておくと、さらにうつ病などを発症することになる。
ストレスの研究で、ストレスの高い順の解説は以前行いました(青い部分をクイックしてください)。
喪失体験はおおむね上の順に進むので(行きつ戻りつしますが・・)、自分がどの段階にいることを認識するのも、適応障害から逃れる一方法です。
自分のストレスの反応がどこに出るかを認識しておくと、「あっ! 今自分が適応障害に近くなっているかも」と分かります。また、周りの人が気づいてあげましょう。
また、やはりコミュニケーションがうまく取れないと、適応障害に落ちいやすいことが考えられます。
普段からコミュニケーションを他者と取るように心がけていると、適応障害がひどく悪化するのを食い止められ、また、他者に発見されやすい状況になります。
私もそうですが、コミュニケーションの力は持ちたいと思いますね。
コミュニケーションがうまくいかない人は、普段からトレーニングを受けておくことをお勧めします。
パソコンで受けられます→人間関係がうまくいく!伝え方コミュニケーション検定
級ごとに取得出来て、比較的に安価です。ご参考に
アドラー心理学 人間関係 ポジティブ思考の持ち方1
次の様な相談がありました。
接客は一日のうちに、2~3時間あるものの、それ以外やりたくない仕事ばかりさせられています。
何か、とても面白くなく最近は転職ばかりを考えています。
どうしたらよろしいでしょうか?
以前、アドラー心理学の「ライフスタイル」の話をしました。
ポジティブな世界像とポジティブな自己概念から、よりよい自己理想を導くことでした。
上のご質問の方の世界像は、ネガティブなものですが、「実は自分のチャンスを実現できる世界」ととらえたらどうでしょうか?
また、自己概念のとらえ方も、「やりたくない仕事ばかりをしている自分」というネガティブなものですね。
これをポジティブな自分に変えると、「もしかしたら、自分はパソコンの能力があるかも知れない」等ですね。
この世界像と自己概念をもって、「ならば、逆にパソコンスキルを身につけてやろう」と自分の自己理想を創ったらどうでしょうか?
実際にこの人は、パソコンのインストラクターまで、パソコンをマスターして、現在はそちらの道を歩まれているそうです。
マイナスの環境をプラスにとらえて、自分を変えていった事例です。
これは比較的にうまくいった事例ですが、発達障害の方はついつい世界像も、自己概念もマイナスになりがちですね。
時に、自分を取り巻く世界が、自分のこれからの将来を約束してくれないと思ったりする人もいるでしょう。
また、自分の自己概念も、あまり将来を考えるものでないと思うかもしれません。
しかし、障害があろうがなかろうが、アドラー心理学は全ての人に当てはまります。
うまく、工夫をしながら、世界像と自己概念を訓練を受けながら変えてみたらどうでしょうか。次のような講座があります→【atGPジョブトレ】
また、Web制作の職業訓練があります。教材費用は掛からないそうです→Webスキルを身につけ、働き方に自由を【atGPジョブトレIT・Web】
野菜生活 食材 枝豆
意外と枝豆はビールのおつまみくらいしか、認識されていないのではないでしょうか?
しかし、枝豆はビタミンB1・B2が豊富で、脂質や糖質を分解し、エネルギーを作るので、疲労回復の一助になります。ビタミンCも豊富で、免疫力が向上します。
さらに余分な水分を体内から排出してむくみの防止にもなります。
野菜の効果は、毎日食べていると徐々に効いてきます。
病気を遠ざけ、健康で過ごすのは多くの人の願うところと思います。
ましてや、ガンなどの重病を患うととてもつらいものがあります。
私の知り合いもそうでした。このコーナーを作ったのもそれがあります。
出来るだけ、野菜などを取られることを望みます。
→1食で15種類以上の野菜を摂取できます!
意外と食べ応えがあって、これだけで結構おかずで十分です。
具だくさんのスープです。よろしかったらご利用を。
チンするだけでできあがり、一食600円前後と思います。