規則に対してとても怒りを覚えて、学校の先生と口論をしたりします。先生のほうは、いらいらとすることが激しくなります。
また、意地悪な言動を他人に吐き、執念深く相手が打ち負かされるようにします。
こんな人はあなたの周りにいて、常に人間関係が壊れることがないでしょか?
実は、ADHD(注意欠陥多動症)が進むと、反抗性障害という症状になり、その症状の現われです。
本日からADHDの話をします。いつものように何回に分けて解説をしていきたいと思います。上記、反抗性障害は本日の話を元に明日お話をします。
アドラー心理学は、「他人との境界」について述べます。
〇本日のテーマ 1.ADHDとは 2.アドラー心理学 人間関係 「苦手な人との付き合い方」
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学とと心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。
ADHDとは
こんな相談がありました・・・
小学校に入ったばかりの息子ですが、授業中に立ち歩いたりすることがあり、怒ると、大きな声を出して騒ぐことがあります。
また、集中力が持続しないで、すぐに飽きてしまって、すぐに課題を投げてしまうことのことです。
ミスやなくし物が多く、うわの空のような様子が見られます。
どうすれば良いでしょうか?
【ADHDの診断基準】
アメリカの精神医学会の診断基準によると、ADHDは次の事が見られます。
分かりやすいように、少し書き換えます。
もし「ADHD」と考えた場合、速やかに専門家の意見を聞くことをお勧めします。
【ADHDが進むとどうなるか?】
それでは、適切な治療や支援がなされない時は、ADHDはどの様な状況になるとされているでしょうか?
全員ではありませんが、ADHDから、反抗挑戦性障害・素行症・行為障害が見られます。これは後ほどの回で説明をします。
アドラー心理学 人間関係 「苦手な人との付き合い方」
40歳の教員です。渡井の職場なのですが、どうも性が合わない人がいます。50歳の教員なのですが上手に手を抜いて、自分の好きで得意な仕事だけを目立つように行います。
具体的には、生徒を叱ったりして、生徒を良い方向に向かわせることができません。得意なのは、成績処理とか、専ら机に向かって文書や書類を作ることです。
まったく、生徒と向き合うことなく、職員室で自分がこの学校の主のような顔をしています。ほとんど我々のような30代40代の教員が、生徒と向き合って指導をします。
ずるくて嫌なのですが。どうすれば良いでしょうか?
以前述べましたが、建設的な人を目指すことが大切です。その50歳の先輩教師が生徒の前に立って、生徒を叱ったりするのが、建設的であれば、たとえ嫌な顔をされてもその旨を伝えるのが正解です。
ただ、自分一人で説得するのは難しいのであれば、 同じ気持ちを持つ同僚と一緒に伝えるのが良いでしょう。
さらに、その50歳の先輩教師のことを良く知ると良いでしょう。書類づくりが得意ですが、他の人の文章・書類づくりを手伝ってもらうとか、文書・書類づくりに何らかの努力をしていないかとか見てみましょう。
休日出勤をしたり、そのスキルと磨くために努力をしている場合があります。
意外と楽をしていない(ずるくない)ことがわかり、こちらの心が落ち着きます。
イヤな相手こそ、相手のことを良く知るのことが大切です。
野菜 生活 食から健康を考えてみよう
新コーナーを作りました。今まで、精神医学と心理学の面から人間関係の困難を論じてきました。
もう一つ食の面から心と体の健康を考えるという方法です。
例えば、感情がぐるぐると動いて、情緒不安定に陥る場合があります。漢方では、心の不安定を和らげる野菜として、セリ・菜の花・オクラ・アスパラガスなどが良いといわれています。
悪までも和らげるという感じで取られたらどうでしょうか?