家族に躁うつ病の人がいるとなかなかつらいですね。
医師の所にいかないが、結構、気分が高くなったり、低くなったりでお悩みの人や家族の方がいるかと思います。
そう状態に気分が高く舞い上がり、周りを攻撃し出したり、うつ状態で、自分を責めて、自殺などをしたら大変と家族は心休まる暇がありません。
ましてや、ラビットサイクラーや、躁状態とうつ状態が混在する混合型になると、次の瞬間に気持ちが変ることがあり、周りが振り回されてしまいます。
本日は、その人たちへの妻(夫)や家族の人の接し方です。
アドラー心理学は、「寛容」です。
〇本日のテーマ 1.躁うつ病 接し方 2.アドラー心理学 「課題」
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学とと心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。
躁うつ病 接し方 妻 家族
妻と表題に書きましたが、「恋人」の場合もあるし、「夫」の場合もあると思います。
家族の接し方については以下の通りです。基本は、躁うつ病が悪化しないために、医師の診察と継続した治療を受けることが大切です。
アドラー心理学 人間関係
アドラーは人間関係を良くする態度として、「尊敬」「信頼」「共感」「協力」「寛容」の5つを上げています。この5つは、人間関係を良くするのにどれも必要なものとされます。
今回は「寛容」について、解説します。
【寛容には、まず「自己受容」が必要】
相手がミスをして怒りが湧いてきて、相手を責めたり、非難をして、相手への評価が厳しくなりがちの人は、まず「自己受容」をする必要があると説きます。
自己受容をすると、「自分もミスをしたりダメなこともある」とか、「人間はいろいろな面を持っている」ことに気が付くようになるとします。
すると、相手に対して怒りが収まり、寛容の心が湧き起こってきます。
【寛容には、善悪の判断を止めることが必要】
人は人間関係を他と結ぶとき、「善悪の判断」を持つとアドラーはいいます。この善悪の判断を使って、「この人は〇〇の人だ」と認識し、お付き合いをします。
しかし、善悪は時代によって、善くもなるし悪くもなります。日本も第二次世界大戦の時、「戦争が国を強くする」考えは善とされましたが、現在の日本は悪とされます。
また人によって、善悪の判断もいろいろです。牛や豚を食べると、神に反するとする宗教を持つ人は、牛や豚を食べることは悪でしょう。しかし、そうでない人は、悪ではなくなります。
人間関係を結んだときに、「善悪の判断」に気が付くことも大切とされます。
引き続き、不登校支援のリンクを貼っておくのでご利用ください。
学校に行けない場合、ウエブの授業が学校の授業に振り替えてもらえる支援の行っています。不登校は後々、とりあげます。ただ、4月からの学校選びに間に合わなくなるので、どうぞ。(不登校支援リンク)
体験無料で、合わなかったら止めるのも手だと思います。しつこい勧誘はないと思います。