
医師が介護者の容態が医学的に回復が見込めそうにないと判断した場合に、ターミナルケアプランが作成されます。
これは、本人の介護にかかわる多くの人が共同して作成することになります。
また、家族の要望もはっきりと伝えて、本人の人としての尊厳を大切に守りながら、最期の時を厳粛に遅れるように計らいます。
本日は、以前、お話をしましたが、認知症にならないための工夫を話していきたいと思います。今回はより突っ込んだところまでお話をできればと思います。
〇本日のテーマ 高齢者 認知症
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
軽度認知障害(MCI)までの流れ
認知症が進むと、本人の自尊心の傷つきや様々な事故や危険、周囲の人の認証疲れや、うつ病の発症などが起こってきます。
その防止のためには、まず、認証がどのような経過をたどっていくかを把握しておくことが大切になります。
本日は認知症を前段と後段に分けて、前段の「軽度認知障害(MCI)まで解説をします。
健常状態の段階
物忘れがなく、日常生活も何の問題も送られている状態です。まだ認知症が始まっていません。
これはこれで良いことなのですが、もし認知症に進行する可能性を考えるならば、この時に「認知症は誰にも起こりうる可能性がある」「認知症の方を労わり、励ます」ことを認識しておきましょう。
認知症への偏見をなくしておくことがこの「健常状態」では大切になってきます。この偏見をこの時になくすと、将来、自分や周囲の人がなった時は受け入れやすいです。

主観的認知機能低下(SCD)の段階
仕事や家事などに少し支障が出るくらいの物忘れが起こります。ただ、はっきりと分からないくらいなので、周囲も気づきにくいです。
この段階は健常の段階と考えてもよいでしょう。
だいたい40歳代や、50歳を越えた時期から自覚をするようになります。
具体的には「人の名前がでてこない」「(車の鍵など)どこに置いたかわからない」などです。
このような状況になると、「自分もボケたかな」とか、「そのうちにアルツハイマー型認知症」になるのではないかと不安になったりします。
つまり客観的にはそれほどでないにも関わらずに、本人は(主観的に)認知機能の低下を自覚しています。
自分の身内(親・兄弟姉妹)に認知症の方がいると、本人の不安がより強くなります。
この時期に医師のもとを訪れる場合は、本人が一人で訪れます。この症状の方が、どのくらい認知症に移行していくかはまだ分かっていません。
主観的認知障害(SCI)や、主観的記憶障害(SMC)とも言われます。
軽度認知障害(MCI)
イメージとして、健常と認知症の中間にあたるグレーゾーンの段階と考えて良いでしょう。
用心によって、この段階に来ても再び健常に戻ります。
症状としては、本人も「物忘れが多い」との自覚があります。また、家族から見てもそれに気付きやすい状況にあります。
この段階では、次の2つの分類があります。
●健忘型MCI
初期の症状は物忘れです。記憶力低下以外の症状は余り見られません。
年間で1割を少し超える位の人がアルツハイマー型認知症を発症し、3・4年で、半数の人が何らかの認知症を発症すると言われていま。。
●非健忘型MCI
思考・判断力低下が見られます。物事の計画・遂行ができなくなります。
前頭側頭型認知症・レビー小体型認知症に移行する場合があります。
物事を遂行障害・注意不足・言い間違いなど・物を見てとらえる間違いなどを起こしたりします。
はじめは一つだけの障害が見られますが、次第に複数の症状が出てきます。
軽度認知障害(MCI)における変化(複数出ることが多い)
●ささいなことで起こったり、不機嫌になったります(約4割)。
●イライラして怒りやすくなります。突然叫んだりすることのあります(約3割)。
●アパシーと呼ばれる、感情を余り表すことがなくなり、自発的行動や考えたりすることをしなくなります(約4割)
●物忘れが激しくなることから不安が増大します。行動につじつまが合わないことも増えます(約4分の1)
●いままできたことできたことができなくなるので、焦りを感じたりします(約2割)
適度な運動と、食べ物に注意
MCIから、先に症状を進めないために、まず、甘い物を控えましょう。認知症は糖分がいけないと言われています。
また、少し早歩きのウォーキングなど、適度な運動をして、脳に血液を流しましょう。耳たぶから耳の上部に、やや強めのマッサージをするのも良いと言われてます。
以前、脳の毒出しの食べ物をご紹介しました。参考にしてください。
また、このほかに、DHAやEPAを積極に摂るように。心臓病・脳梗塞などの血管のつまりにも有効です。
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