愛着障害に陥ると、人によって一生苦しむ場合があります。
本日は、大人の愛着障害の場合を解説します。
完全な愛着を持ち、一生涯を過ごす人はそれほど多くないかもしれません。
ただ、完全でないまでも健全の範囲内ですごしている人が大半だと思います。
その範囲内の周辺(いわゆるグレーゾーン)や、範囲から外れてしまう場合、つらい日々を送る方がいると思います。
本日は愛着障害の大人の場合です。
アドラー心理学は「苦手な人」、野菜生活は心までつらい「冷え性」です。
〇本日のテーマ
1.愛着障害 大人 2.アドラー心理学 人間関係 苦手な人 3.野菜生活 冷え性
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。
愛着障害 大人
幼い頃は養育者との関係で、愛着障害が形成されていき、自分の意思が入る余地がありませんでした。
しかし、大人になると、愛着障害を自分の意思で補いながら、一つの個性として過ごすことが可能となります。
ただ、自分の意思で尾木えない場合もあり、その場合は孤独などに苛(さいな)まれる場合があります。大人の愛着障害を分類します。
大人の愛着障害の場合も、60回の時に示した子供の愛着障害の分類が基本になります。
【大人の愛着障害の分類】
子供の愛着障害は、安定型と不安定型に分けられ、さらに不安定型は、回避型、アンビバレント型、無秩序無方位型に分けられます。これを元に分類されます。
●安定自律の型
•子供の時、養育者との間で安定型が確立された場合に形成されやすい型です。
他人と親密な関係を築くことが容易です。
誰かを頼りにして、誰から頼られることを心地よさを感じます。
●愛着(アタッチメント)軽視の型
•子供の時、養育者との間で回避型に陥った場合に形成されやすい型です。
自分の事をあまり外に出すことはしません。他人との関係を拒絶することで他者との距離を保とうとします。
養育者のことを理想化したと思うと、理想とかけ離れたエピソードを語ったりします。
●とらわれの型
•子供の時、養育者との間でアンビバレント型に陥った場合に形成されやすい型です。
パートナーとの親密、承認、応答を求めます。また、自分の望んでいないことが、不安のきっかけになります。
養育者ことを話すなどをする時は話にまとまりがなく、つらい出来事を話し、怒りや怖れに駆られます。
●未解決の型
•子供の時、養育者との間で無秩序無方向型に陥った場合に形成されやすい型です。
他者と親密な関係になりたいが、親密になったら傷ついてしまうとの恐れから、相手を信頼しきることがありません。
幼少時代のトラウマの体験は、思い込みが混入する場合があります。
子供のころの経験が全ての人生を左右するわけでありません。
パートナーとの関係の中で、徐々に自分の愛着障害の型が修正されて安定型になっていくこともあります。
安定した人間関係はとても心地よいものです。
子供のころ不安定型に陥っていた人も、大人になってから、安定した人間関係を保っていると、徐々に安定型の愛着に変わっていきます。
例えば、「とらわれの型」の人がパートナーや恋人についつい、承認を求めてしまって、パートナーも辛い気持ちになってしまいます。
そこで、コミュニケーションなどで上手く補って、恋人との関係を続けてうちに、愛着が安定型に変わり、本当に親密な関係になる可能性があります。
まず、伝え方を上手にすると、関係を保つことがかなりの部分可能になります。
こんなことを言うと嘘と思うかもしれませんが、私自身かなりの人数を目にしました。
愛着障害の疑いを持っている人はトレーニングを一度受けておくと良いかもしれません。
→人間関係がうまくいく!伝え方コミュニケーション
デメリットは、パソコン画面に座ってなければならないのですが、ご覧になって、人生を切り開いていってほしいと思います。
アドラー心理学 人間関係 苦手な人
こんな相談がありました・・
職場に自己顕示欲が強くて、「俺は・・」と自分主語で語ってばかりの人がいます。
また、他人のミスには厳しくて、自分のミスに寛大なところがある「他人に厳しく、自分に甘い」人です。
また、上司にこびへつらうのが上手く、上司が職場にやってくると、おべっかばかり使って、歯の浮くような言葉を吐きます。
私と関係が無ければ良いのですが、最近、あるプロジェクトを組んでやらなければなりません。
どう対処したら良いでしょうか?
イヤな人と仕事を組む。時々このようなことが起こりますね。
以前、親しい人、普通の人、イヤな人は、どのような集団でも、だいたい2:7:1の割合で出現をすることを述べました。
どのような集団でも、イヤな人は少なからずいるものです。
そのような人と、身近に仕事をしなければならない時はどうするか?
以前、イヤな人の正しい批判は取り入れて、そうでない批判は無視する話をしました。
また、悪口対応の仕方も述べました。
本日はとりあえず、イヤ人とうまくやっていく方法を述べます。
とりあえずイヤ人でも人間関係を保つためには、「共通目標」「信頼」「協力」「共感」の4つを小さなことで良いのでやってみることです。
例えば、「共通目標」はプロジェクトを成功させる以外に、中間反省としてそれまで〇〇をしようとか、本日は〇〇をしようとかでも良いです。飲みにいく目標でもいいです。
信頼はとりあえず相手の長所や良い点を認めて上げることです。
これも以前述べましたが、良い面を少しでも発見すると信頼が多少なりとも生まれます。
また、例えば掃除をしているのを手伝うとか、チェックの読み合わせをするとか、荷物を一緒に運ぶとかの小さな協力が、相手とやっていく気持ちを作ります。
最後に、イヤな人の立場になって考えてやることです。ただ、イヤな言葉を発する時でなく、イヤな人でも仕事に悩むときもあると思います。その気持ちになることです。
ただ、上の4つは自然にそのようにできれば良いのであり、無理して行おうとすると、こちらのストレスが溜まります。注意が必要です。
野菜生活 冷え性
冷え性には、まず、厚手の靴下を常時履くことをお勧めします。
また、厚手の靴下は、体を温めて、ガン予防にもなるとする医師もいます。
食べ物は、良く言われるカボチャ料理(例えばカボチャのスープ)などが良いです。
また、黒糖をなめるだけでも血液の循環がよくなります。
乾燥したしょうがをお湯で割って飲むだけでもぽかぽかとしていきます。
次の商品の商品のカレースープもお勧めです →体が温まる!栄養チャージ!スープ
実際、私の家庭で取ってみました。一食500円程度なので、まあまあです。
チンだけでできて、体が温まります。冷凍ができるので長期間保存OK
結構重宝です。
仕事を持っている方が、机の上でも食べられます。
10年前、私の知り合いがガンで亡くなったのですが、やはり悔やまれるのは、野菜を普段から豊富に摂らせればよかったとの思いです。
野菜を豊富に。→管理栄養士監修 野菜を楽しむスープ食
毎日継続をしていると、強い体になってきます。
これは、結構おかずになります。保存食としてもOKです。