人間関係に疲れた 65 /適応障害とは  /アドラー心理学 人間関係 自分の見せ方  /野菜生活 食材「イカ」

今日から適応障害の話に入ります。
本ブログは人間関係が上手くいかない対応を精神医学と心理学の両面からとらえています。また、良い食事は、心身の健康の元との考えから、食事についても解説しています。

4月くらいから、この知識をもとに職場や学校の人間関係や、転職等の深い話にはいっていければと思っています。
まず、さまざまな人間関係を損なう原因についてお話をしていきます。

本日は適応障害とは、どのような障害かについて。    
アドラー心理学は、「自分の見せ方」です。
野菜生活は、食材「イカ」です。

〇本日のテーマ

1.適応障害とは
2.アドラー心理学  自分の見せ方
3.野菜生活 食材「イカ」

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。

適応障害とは

適応障害とは、新しい学校や会社に進学、就職した時や、結婚、出産、離婚、昇進した時などに起因して起こるストレスに対応できずに発症するものです。

ストレスを受けても、適応できる人は適応障害の中には入ってきません。逆にストレスを感じて、環境の変化に対応できない場合には、適応障害の部類に入ってきます。

適応障害は、抑うつ、不安、絶望感、気力の減退などの症状が現れますが、いわゆる「病気と健康の境目」にある状態で、環境が改善すれば回復していきます。

【適応障害の診断基準】
アメリカ精神医学会の診断基準によると適応障害は以下の通りです。
分かりやすいように少し変えてあります。

A. はっきりとしたストレスが原因で、ストレスが始まって3カ月以内に症状が出る。
B. 症状は次のどちらかが現れる。
1.そのストレスに不釣り合いな程度の症状や苦痛が見られる。
2.社会的生活、職業的生活の重要な機能に「重大な障害」をきたしている
C. 他の精神疾患では、説明できない。
D. (死別などがあった場合)その症状は正常の死別反応では説明できない。
E. ストレス因やその結果がひとたび終結すると、症状は6カ月以上持続しない。

■該当背すれば特定
・急性:その症状の持続が6カ月未満
・慢性:その症状が6カ月またはより長く続く

【適応障害の6つのタイプ】
適応障害は6つのタイプに分類されます。

1.抑うつ気分タイプ
憂うつ、絶望、悲哀などの感情と共に、思考力・集中力・判断力が鈍る。
感情のコントロールができない場合がある。
うつ病まで、ひどい状態ではない。

2.不安タイプ
漠然とした不安感にかられる。病気、死、災害を心配し過ぎる。
神経が異常に過敏になり社会生活が支障に陥る。
不安症までひどくない。

3.  不安・抑うつ気分混合タイプ
心配や不安と、気分の落ち込みが同時に現れる。
体の病気から、心の病気になった人の大半がこのタイプとの報告もある。

4.素行障害タイプ
万引き、暴力、職務怠慢、公共施設の落書き、規則違反など反社会行為を行う。

5.情緒障害、素行障害の混在タイプ
子供に多いタイプ、場面緘黙(ある場面で喋れなくなる)や不登校などになる。
自分の意思ではコントロールできない。

6.特定不能タイプ
さらに、以下の2つのタイプに現れる。
身体症状タイプ・・頭痛や肩こり、疲労感を抱えたりする。
引きこもりタイプ・・自分の部屋から出てこなかったりする事態が起こる。

【重症化すると他の病気と間違われる】
重症化すると、 他の病気と間違われたり、誤診されたりすることがあります。
うつ病や躁うつの診断を受けて、薬を処方されて、かえって悪化することあります。
適切に医師に症状を告げることが大切です。

アドラー心理学 自分の見せ方

こんな感想がありました・・

同僚なのですが、とにかく相手のマウントを取りたい人がいます。常に相手よりも自分が上だという言語を発して、相手の上に立とうとします。

確かに仕事はできる人なので、初めは多くの人が、その人の言うことを聞きますが、あまりに上から目線が目立つので、とても嫌になります。

その人と仕事をペアを組むのをみな嫌っています。
マウントを取ったり、自分を大きくみせようとすると、結局、皆に受け入れられないなあと言うのが、感想です・・・

【自分を必要以上に、大きく見せないようにする】

アドラー心理学では、自分を大きく見せることを慎むように述べます(むろん、場合によっては自分を大きく見せることも必要な時もあると思います。

ただ、一度自分を大きく見せてしまうと、その次も「自分を大きく見せるなければならない」との気持ちが働きやすくなります。
そうなると、いつまでも自分を大きく見せなければならないサイクルにはまってしまうことになります。

また、相手は意外と、上から目線に敏感で、大きく見せる人には嫌悪感を抱くものです。
楽な気持ちで日常生活を送るには、自分を大きく見せないことが大切になります。

【相手をコントロールしようとしない】

上の大きく見せると関係がありますが、そこに何だかの「相手をコントロールしたい」との思いがあると、相手との関係がヒビが入りやすくなります。
相手をコントロールせずに、自分が変っていくと、相手も少しずつ変わっていきます。

野菜生活 食材 「イカ」

野菜生活も、今回から食材の効能を述べていきます。
今回は「イカ」です。

「イカ」はタンパク質が豊富で脂質が少ない食材です。

またタウリンを多く含み、心臓や肝臓の機能向上、視力回復、インスリン分泌促進、高血圧予防、中性脂肪を減少などの効果があると言われています。

また、イカには必須アミノ酸のリジンも多く含まれます。リジンは集中力を高り、肝機能を強化します。

また、細菌やウイルスを防ぐ抗体の材料となるため、免疫力のサポートや、育毛促進やエネルギー代謝を助ける働きがあると言われています。

さらに、イカに含まれるビタミンEは、抗酸化の促進、心疾患・脳梗塞の予防、血行改善、老化防止の助けとなり、更年期障害の改善も期待されています。

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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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