人間関係に疲れた60                                            愛着障害 不安定型                                         アドラー心理学 人間関係 立直り                                       /野菜生活 便秘

衝動的に言葉を吐く。
言葉で相手を傷つけてしまう。

言葉だけでなく時に暴力をふることも。むろん全てではありませんが。
大人になって、愛着障害から衝動的に行動をしてしまうことがあります。

では、その愛着障害のパターンにはどのようなものがあるのでしょうか?
本日は、愛着障害のパターンについて解説します。

アドラー心理学は「立ち直り」について
野菜生活は、心を不安定する「便秘」について

〇本日のテーマ

1.愛着障害とは  不安定型
2.アドラー心理学 人間関係  立ち直り
3.野菜生活 便秘

〇記事の信頼性

記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。

愛着障害(アタッチメント)とは 不安定型

昨日は、愛着が身に付くプロセスをご紹介しました。
本日は愛着障害の型をお知らせします。

愛着障害を大きく分けると、安定型と不安定型に分けられると思います。
さらに不安定がたは、回避型・アンビバレント型・無秩序無方向型に分類されます。
それぞれについて解説します。

【安定型】
•養育者が離れると泣きますが、再会場面では母親を受け入れます。
・不安や恐怖を感じる時、養育者が抱っこをして、安心させる養育が見られます。

【不安定型】
〇回避型
•養育者が離れても、再会しても感情を表すことがあまりありません。
・不安や恐怖を感じ、くっつこうとすると養育者がいない。くっつこうとしないと養育者がいてくれるという養育が見られます。
養育者が子供の態度に拒否的な態度を示すことが多い。

〇アンビバレント型
•養育者が離れると泣き、再会しても怒りを示したり、いつまでもグズグズする。
・不安や恐怖を感じ、くっつこうとすると養育者が時に抱っこ、時に放置したりする養育が見られます。養育者の気分で養育態度が変わります。

〇無秩序無方向型
•顔を背けながら養育者に近づくなど不自然な態度を見せる。また、養育者に抱っこを求めるときに、うつろな顔をしたり、動かなくなったりする。
・養育者の心がひどく不安定であったり、時に子供を怯(おび)えさせたりする場合があります。また、虐待のような接し方もこの型になります。

※無秩序無方向型は、幼稚園(3歳)から小学校低学年(6歳)くらいに、養育者からの脅威を和らげるために、
・子供が養育者に気を遣い、世話をしようとする態度
・子供が養育者を叱るような態度がみられます。

愛着がとりあえず形成されているが、愛着形成に偏りがあったりすると、子供が不安などを感ずると、「イライラ感を攻撃行動であらわす」「不安を解消できず抑うつ的になる」などが現れます。

健全な愛着は、子供と繰り返し遊ぶことです。遊んでくっついて、遊んでくっついてをしてください。世界の玩具の広告をみつけました →世界の知育玩具を集めた専門店

また、子供の安全を →キッズ・ベビーの安心、安全を守るグッズ

アドラー心理学 人間関係  失敗からの立ち直り

次のような相談がありました・・・

就職試験になかなか合格しません。
私は理科系の大学を出ているのですが、かなり特殊な研究で、その研究が生かせる会社が日本には一社しかありません。

当然狭き門の争いになります。50倍とか100倍とかの競争率と言われています。
それはそれで仕方のないことなので、納得して、他の分野の会社で働いていますが、どうしても、専門分野の仕事ができないので、いろいろな葛藤が生まれてきます。

特に3回目の試験を落ちた時は、心の中で「私は世の中に必要されていない」とか「自分は運に見放されている」などと思ったりします。

その時は落ち込んで死にたくなります。どうすれば良いでしょうか。

試験になど、大きな試練に当たって、うまくいかなくなって落ち込んでいる人は多くいるのではないかと思います。
次のような心を持つと良いかもしれません。

1.落ちたことによる「劣等感」(価値観のなさ)をエネルギーに
なんども、このブログでいってきましたが、アドラーは劣等感こそ、次に進むエネルギーになるといいます。
さまざまな文化も劣等感により発展してきました。
試験に落ちて、劣等感を持ち、克服することは自分の生きる上でプラスになります。

「競争率が半端でないが、自分を作り直し打ち勝ってやる!」でも良いし、「頭を切り替えて、違う道で羽ばたいてやる!」でも良いでしょう。
エネルギーに変換してみましょう。

2.失敗から学び、チャレンジの精神をたたえる
多分、失敗をした場合、失敗をした原因は比較的に見つけやすいものです。
「怠けたせい」「的外れなことをしていた」「準備がたりなかった」等々。その原因を修正していきましょう。
まず、紙に書いて、その原因を一つひとつクリアしていくと成功に近づきます。

さらに、敗れたとはいえ、果敢(かかん)にチャレンジしたことを自分に対してほめてやりましょう。
戦わず負けたより、勇猛果敢に戦って負けたのです。とても価値があります。
あなたは卑下(ひげ)することはありません。

3.その合格の目的は? 受験を諦める時、何かで代用できないか?
人間の行動には目的があるとアドラー心理学は考えます。
もし、何かの事情で受験を諦めなければならない場合、その行動から他の方法を考えると良いでしょう。
上の受験生の受験目的が「自分の専門性をいかす仕事」であるなら、他のことで、自分の専門性を活かせないでしょうか?
また、「人のために仕事をしたい」のあれば、その分野を使って、代用できることはないでしょうか?
「少し有名になりたい」「良い暮らしがしたい」場合も同じに代用できないでしょうか?
さがせば結構いろいろあるものです。ただ、いろいろな人の意見を聞くのも良いでしょう。

野菜生活  便秘

漢方的には、便秘には、温野菜を多めに食べると良いです。白菜、キノコ、豆腐等を茹でて、ポン酢でお楽しみください。

粥(かゆ)に食物繊維の多いもの(例えばサツマイモ等)を煮込んでたべるのも良いです。

ゆっくりとした運動をして、腸を動かすことが良いでしょう。
ストレスからくる便秘は、深い呼吸や散歩も効果的です。

野菜を普段から多くとりましょう。
忙しい人など、ちょこちょことと。面倒くさいですが、毎日食べるのが大切です。    →【オフィスで野菜】
写真では小さいようですが、結構食べ応えがあります。→野菜を楽しむスープ食

 

 

 

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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