人間関係疲れた 57                                                    ADHD 家族 支援(夫への)                                                   アドラー心理学 人間関係 思い込み                                       野菜生活 イライラを静める

昨日はADHDの妻への支援を述べました。
本日は夫がADHDの場合への支援を述べます。

例えば、男は女性ほど、物を片付けたりするのが苦手な場合が多いと思います。
けれど、ADHDになると輪をかけたように酷くなる場合が考えられます。

ただでさえ手が懸かる男性を妻は支えていかねばなりません。
ここでのコツも、予測されることを考えて、準備をすることです。

アドラー心理学は「思い込み」について。
野菜生活はイライラする時の食べ物です。

また、外部の様々な施設や便利な業者も同時に紹介します。ご利用ください。
さがすのが間に合わない時は、できるだけ次の時に紹介します。

〇本日のテーマ
1.ADHD 家族 支援(夫への支援)
2.アドラー心理学 人間関係  思い込み
3.野菜生活 イライラの時の食べ物

〇記事の信頼性

記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。

ADHD 家族 支援(夫への支援)

夫(男性)が、ADHDの場合は、「置きっぱなし・物探し」「退屈できない」「待てない」が大きな要素になります。これに沿ってお話をします。

置きっぱなし・物探しを良くする場合
置きっぱなし・物探しを食い止めてくれるのは、置き場所を決めることです。

1.いつも探してしまうもの(例えば、スマホ・財布・鍵等など)対策
居間のテーブルの上とか、すぐわかるところに箱を設置しましょう。
仕事から帰ってきたら、すぐそこに置くように、声を懸けたり、置いたら夫を「いいね!」と励ましてください。

2.ゴローンとするところが散らかる対策
「夫専用のボックス」をいつもゴローンとする近くにおいて、そこに本とか、新聞とか雑誌を入れるようにしましょう。

3.ゴミ置忘れ対策
また、ゴミの置忘れが見られる夫対策は、ゴミ箱を捨てやすいところに多めに置くことがコツです。
※「いつもだらしない」とか、マイナスの言葉を控えるように注意をしましょう。

退屈に耐えられない
ADHDの人は常に刺激を求めるばあいがあります。退屈に足られない状況が起こってきます。

1.家族旅行を定期的に
予算を決め、家族旅行などを定期的に行うようにしましょう。
計画の立案から、夫に決めてもらうようにするのも手です。

「〇月〇日、温泉旅行」などとイベントを決め、それまで頑張って働いて、ご褒美という形にすると良いと思います。
次のような業者がいます。ご参考に。格安国内旅行のJ-TRIP

ついつい家計のやりくりが大変な場合は、行ける範囲で考えてみることが大事です。

2.日曜日ごとのイベント(例えば、買い物・日帰り温泉等)を行う
退屈が耐えられない場合は、日曜日ごとの夫婦での買い物、または、日帰り温泉などを楽しむのも良いと思います。このような企画もあります
写真撮影など思い出作りも大切に。

ただ、日帰り温泉など、夫一人で行かせて、妻は家でのんびりと過ごすのも良いでしょう。何らかのイベントを考えると、退屈度合いが治まってきます。

3.自分の事に浪費がひどい場合
退屈しのぎに、衝動的に浪費をしたりすることがあります。例えば、車をポンと買ったり、ギャンブルに走ったりする場合です。
その場合は、衝動性が高いレベルにあるので、医者の診療等を受ける必要があります。
衝動性を抑える薬などの処方を受けたり、カウンセリングがあります。

待てない対策
ADHDの人の特徴は、「待てない」「思いったらすぐに行動する」の特徴があります。それにより、「思いつくままに怒鳴る」「転職を繰り返す」「失敗を繰り返す」などが起こります。
転職を繰り返す場合は、働き方のコーチを受けるのが良いでしょう。
働き方コーチ→継続就労のために・就労移行支援サービス

1.行動を決断する前に、妻と1週間考えるの約束(「1週間考えるルール」)
転職や、生活の様式が変る行動に出る場合は、まず、妻と相談をして、一週間考えるというルールを作ることをお勧めします。

一週間も経つと、衝動性が治まったり、考えも変わってくる場合が多いです。
一週間の間に、それが本当に正しいのか、いろいろ調べることも大切です。

2.他の人を巻き込んで話し合い
特に重要な決定の場合、親族などを巻き込んで話し合いを持つという手もあります。遠くにいる場合は、電話と言う手もあります。
ただ、興奮して衝動的になっている時は「火に油を注ぐ」と同じに状況になるので、少し時間を置く工夫(上記のように「一週間考えるルール」など)が大切です。

妻も余裕を
夫を支える上で、妻も時間的余裕や、精神的余裕が大切になってきます。
追い詰められると、夫についつい辛く当たったり、ケンカをしたりします。

その時は、家事代行を頼んだり、料理の通販を頼んだりの工夫があります。
昨日の地域の家事代行です(東京近郊)→家事代行サービスキャットハンド
(他の地域も調べています。もう少しお待ちください)
お惣菜の通販→お惣菜Okawari

※うまく値段の安いものを組み合わせれば、良いでしょう心と体が休まります。

アドラー心理学 思い込み

このような相談がありました・・

25歳女性です。会社で人間関係があまりうまくいっていなく、ミスをするたびに、同僚の女性から、陰でクスクスと笑われてしまいます。

その笑いを見るつけ、聞くにつけ、「私って、いろいろな人から嫌われてしまうのだなあ」と思ってしまいます。

その思いになると、とても孤独を感じて、イヤな気持ちになるので、会社を辞めようと思っています。

以前、紹介をしましたが、特に重要な部分なので、もう一度、復習をします。
アドラー心理学は、思い込みの「決めつけ」「誤りの価値観」「誇張」「過度の一般化」をしないように言います。


【思い込み】

1.決めつけ
単なる可能性や見込みだけなのに、それが間違いないと思ってしまうことです。
「自分は〇〇ができない」と決めつけてしまうことなどが挙げられます。

2.誤りの価値観
自分は「価値がない」とか、「この〇〇はこうでなければいけない」などと、それが、破滅的な価値となり、自分を自滅にさそうものです。

3.誇張
わずかなことなのに、それが大きなことととらえることです。
朝、「こんにちわ」と言ったのに返事をしてくれない。嫌われている・・などです。
それが嫌われているかどうかわからないのに、嫌われていると思ってしまう等です。

4.過度の一般化
あることが、それが全てのようなとらわれかたです。
上の女性の、一人の同僚からの嫌がらせを、全ての社員の考えと思ってしまう等です。

※認知行動療法は、「自動思考」と言って、自分を誤りに誘う「偏った考え」を10種類以上考えますが、アドラーは、シンプルに上の様に考えます。

数が少ないので、カウンセラーでなくても、自分の偏った考えをとらえやすいと思います。アドラー心理学の資格が取れる講座です。ご参考に→アドラー心理学検定1級講座

野菜生活  イライラの時の食べ物

イライラする時の食べ物は、(野菜ではありませんが)牛肉が、イライラを静めてくれるアミノ酸が豊富といわれています。  

また、つい余計なことを口走りたくなる時は、「ホタテ」が良いとされます。ホタテのタウリンやオルニチンが衝動性を和らげてくれるとされています。

また、レモンの匂いなどを嗅ぐと、イライラの心が落ち着いてくるとされます。

血液サラサラにして、脳血栓や狭心症を防ぐのは、納豆がよいと言われています。
継続して食べることがお勧めです。
ただ、すでにサラサラの薬を飲んでいる人などは気を付けてください。血液が止まらなくなることがあります。医師と相談してください。

 

 

 

 

 

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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