座ったまま 運動器具 高齢者

高齢になると足の筋肉が弱って思うように動けない。そんな悩みにかられます。

動けないといよいよ動かなくなって、気が付くと立ち上がりにも苦労したりします。

また、足が上がらないので、転倒をしやすくなったり、転倒をした時、骨折をしたり、入院をする人の話を聞きます。また、糖尿病や認知症を発症しやすくなります。

外で歩いたりするのもよろしいですが、現実的には、テレビを見ながら、足などを鍛えることができれば「(無理をしても)外に行かなければいけない」という心のストレスが減ります。

本日はウォーキングなどの運動をしてくれる補助器機の話です。

本記事の内容

◇テレビを見ながら運動
◇座ったまま 運動器具 高齢者
◇メリットとデメリット
◇補助的に使用してもOK

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野(高齢者も含む)で博士号を取得しています。資格は公認心理士と臨床心理士を有しています。

〇読者への前置き
精神医学と心理学(プラスその周辺の分野)の二方面から困難な状況を解説します。 

テレビを見ながら運動

実際にウォーキングがままならないほど足の筋肉が衰えてしまった場合、なんとか、足の筋肉を補完(おぎなう)する方法を考える必要があります。

実際にサイコぺニアフレイルに近くなると、動くのも大変という状態になります(サイコぺニアのチェックはこちら)。

また、サイコぺニアやフレイルにまでならなくても、筋肉が衰えると足が上がらなく転倒をしたり、転倒をした際に骨折をしやすくなります。

運動をしないことから肥満糖尿病などの生活習慣病脂質異常動脈硬化症、さらには虚血性心疾患脳梗塞などを誘因する可能性もあります。注意が必要です。

また、筋肉が衰えて、ゴミ出しなどができなくなってしまうこともあります。

そのような時、運動を「もっと楽」に、テレビを見ながらとか、何かをしながら行うのも良いかもしれません。

座ったまま 運動器具 高齢者

そんな時、座ったまま、くつろいだまま、運動をする方法があります。
時間を決めてウォーキング、筋肉運動を行う方法もありますが、そうでなく、より簡単に、最小限度の方法で筋肉をつけたり維持する方法です。

対策として、以下の3つの形態があると思います。

例えば、テレビを見ながら、
①自分で足を動かして筋肉を鍛える
②器具が勝手に動いて、足の運動をさせてくれる
③足を乗せるだけで、電気信号で筋肉が動く

「自分で足を動かす」器具は、座りながら足を動かす器具(自分で動かす器具)を使う方法です。
テレビに夢中になったり、何かに夢中になると、ついつい動かすのを忘れてしまったり、結構「動かす気持ち」が必要になります。

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「器具が勝手に動く」器具は、電動で勝手に動いて運動をさせてくれる器具を使う方法です。
これだと、ついついテレビや、ほかのことに夢中になったりしても、器具が足を動かしてくれるので、運動を継続できます。
体力のない人も運動をすることができます。

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「微弱な電気の刺激」を筋肉に送って、筋肉運動を動かす方法です。これは脚を乗せるだけで、運動をさせてくれるので、「器具が動かしてくれる場合」同様に、運動を継続できます。

下の器機は、乗るだけで、ウォーキング効果があるとされます。段階別に強度を調整できます。

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自分の好みや体調に合った方法で器具を選んで行うもアリだと思います。

私自身は、2つ目の「器具が勝手に動く」器具、すなわち電動の器具を選び、親類にプレゼントをしています。その親類は後期高齢者で、入院をして足の筋肉が弱っていました。

使った人の話では、「とても楽で、テレビを見ながらできる」とのことでした。
最近は、足に筋肉が付いたようで、「立ち振る舞いに自信がついた」「足が(上がるので)引っ掛かることがあまりなくなった」とのことでした。

「自分で足を動かす」器具も「微弱な電気の刺激」を使う器具も、それぞれ良いので、自分にあったものをお使いください。

メリット・デメリット

「自分で足を動かす」器具は、「動かす」という意思が必要になりますから、動かさないと何ら運動になりません。

場合によっては、運動をしないことに繋がる恐れがあります。また、使わないことにストレスを感じると、却ってマイナスになってしまいます。

「器具が勝手に動く」器具は、そのまま足をのせて置けば、勝手に運動をさせてくれますが、勝手に動く分だけ、足の違和感や足を怪我していた際は、注意が必要です。
(ただ、この注意は様々な器具についていえることです)。

また、自分で動かす場合と比べて、消費エネルギー量は幾分少なくなってしまう可能性があります。

「微弱な電気の刺激」で筋肉を動かす場合は、悪性腫瘍(ガン)や、心臓・脳神経に異常が認められる人、妊娠している人等の使用が禁止されている場合があります(医師の指導または、説明書を良くお読みください)。

病院や航空機などの中で使えない場所があるのも注意です。

補助的な使用

デメリットを認識したうえで、使用する場合は、とても楽な時もありましょう。

例えば、表が寒い時、雨が降っている時、または、家事や仕事、趣味などを終えて、ひと段落をしている時など、運動をするのに気持ちが乗らない時もあろうと思います。

そんな時、ウォーキングなどに行けない時の補助として使用も可能と思われます。自分に合った様々な使い方ができると考えます。

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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