
一時金や管理費、介護サービス等々のお金がかかりやりくりをするのに様々な苦労が考えられます。
ただ、家族にとって、介護疲れなどの心労からかなりの面で、解放されるのは事実です。
また、介護を受ける側からしても、心的、身体的な苦しさから解放される場合もあります。
とりあえず、入所して一安心なのですが、家族の役割はその後もあります。
本日は、老人ホームなどの施設に入所した場合、その後、どのような点に、家族が配慮、役割をはたしていかねばならないかをお話します。
〇本日のテーマ 老人ホーム入所後の、家族の役割
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
精神的ケア 入所後
介護を受ける家族(例えば親など)が、老人ホームなどに、入所すると、様々な愚痴を述べることが多いです。
施設で出される食事がまずいとか、サービスに配慮が足りないとか、施設にイヤな入所者(利用者)がいるとか・・等々です。
まず、この愚痴をウンウンと聞いてあげてください。また、愚痴のなかに、施設に対して伝えておくべきことがあった場合は、家族に代わって伝えることも必要です。
人は自分の話を話し、それを聞いてもらえることで安心をするのて、とても大切なことです。
ときに「〜して欲しい」などの要望も出てくるので、それも話し合って、できるものは対処し、できないものは納得してもらいましよう。
不満は貯金のように溜まり、ある時、抑えきれなくなることもあります。普段からの対応が必要です。
介護を受ける利用者と、施設の間としての働き
上記しましたが、介護を受ける本人から聞いた、愚痴や要望を吸い上げて、対処できるものは施設に伝えて、改善なりをはかってもらいましょう。
無論、施設としては対応ができない所もあるでしよう。
そのためにも、入居前に、よく契約書を読み、なにができるか、できないかを把握する必要があります。
また、施設と本人が良好な関係を築けるようにするのが大切です。

お金や財産の管理を
家にいたのが、施設入所なることから、お金の管理や財産の管理が必要になります。
実際には認知症が進んだ場合に、すでに身内の方が財産の管理をしていることが多いです。
ただ、それまで、財産管理をしていない場合は、これを機に財産の管理をすることが大切になります。
財産は単にプラスのもの(例えば貯蓄や有価証券など)ばかりでなく、マイナスのもの(借金や負債など)も対象になります。
身元保証人としての役割
さらに、家族の役割りとして、身元保証人としての役割りを果たさなければなりません。
大きく分けると次の4つがあろうと思われます。
●本人(介護を受けている人)との意思の決定を代わりに行う
●本人の支払いを保証する
●本人の身体などが具合が悪くなったときの緊急連絡先
●本人が亡くなったときの遺体の引き取りき、荷物の引き取り
意外と施設入所後にも家族の役目はあります。
ただ、介護疲れに陥った時のような辛さからは、かなり解放されるでしょう。
全て一概には言えませんが、かなりの数の人が、入所してよかった。家族だけではなく、本人にとってもよかったと述べています。
費用の面とか、できるだけ、工面できる条件を探して、本人にとっても家族にとってよい施設を選ぶことが大切です。
まず、無料の相談をして、いろいろと情報を集めてみることが大切です。
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