
昨日は生活の中で、少しの工夫をすることで、認知症の予防の方法を述べました。
本日は昨日の続きで、「日常の中で、〇〇を行うと認知症にならない」という方法を述べます。
あまり、凝り過ぎても、難しくても長続きしないばかりか、できないことにイライラとしてしまうものです。
日常のなかで、認知症に進まない、または、認知症になるのを遅らせる方法を述べます。
ずっとやり続けることがとても大切だと思います。
〇本日のテーマ 認知症 予防
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
認知症 予防 生活の工夫

ちょいと工夫するだけで、怖い認知症を遠ざける方法。ただ、そうとは言え、甘い物等はさけてください。
これから、「ちょこっと認知症の予防」を開設しますが、前提として、甘いものをいつも食べている人は、なるべくそれらを控えた方が良いでしょう。
甘い物などは、認知症を誘発していきます。注意が必要です。
日記を書いて認知症予防を
日記を書くと、その日のことをいろいろと思い出します。思い出して、ペンをもって字を書きます。
この「思い出し→日記を書くという行為は、とても脳の活性化には良い行為です。
分量は、1行から1ページまで好きな分量を書くことで宜しいです。
その日、気が進まなかったら、「今日は〇〇した。友達と△△の話しをした」でもよろしいです。
また、気持ちが乗っていたら、詳しく1ページを使って日記を書くことも良いでしょう。
時々、イラストを自分で書いてみて楽しむのも良いでしょう。
気持ちをいろいろと整理することになるので、心の平静にも役立ちます。
歩かない道を散歩してみる
歩かない道を探索しながら、自分家に帰るルートをあれこれと考えてみると、健康にも良いし、頭の体操にもなります。
いろいろな家の庭を観察して、「トマトを植えている」とか、「芝生を引いてきれいね」とか、「あんな飾りがある。たのしい」とか、いろいろと見ると楽しいと思います。
散歩の中に丘に登ったり、坂道を歩いたり、階段を歩いたりして、少しきつめのコースをいれると体の運動にもなります。
また、以前にも書きましたが、散歩をしながらガムを噛むなどを入れると、脳に血流がいって一石二鳥です。
ただ、認知症が進んで、自分のいるところが分からないなどの、見当識が衰えた場合は、行方不明などになるので、そのあたりは家族の人が考慮してください。
朝昼晩、耳をモミモミする
両方の耳たぶを、親指と人差し指でつまんでモミモミします。5回から10回ほど行ったら、次は耳たぶの少し上を、同じようにモミモミします。
さらに少し上とずらして、最後は耳の上の方をモミモミします。手を放すと、脳に血が流れているのを実感できると思います。
これを習慣づけると、自然と耳に手が行くようになります。
起き抜け1時間で、できることを毎日繰り返す
朝起きぬけに何かを行うことを習慣づけると、生活に弾みが付きます。朝行うことは何でもよいのです。
例えば、スクワットを5回やる。ラジオ体操をやる。上に書いた「耳モミモミ」をやる。庭に水やりをやる。家庭菜園の手入れをする。何でもいいです。
自分ができるものを選んで行ってください。
毎日繰り返して行っているうちに、まるで顔を洗うように、自然にできるようになります。
逆に、「それをやらないと、気持ち悪い」ぐらいになると、習慣化されます。
起き抜けに行い、午前中弾みをつけて、一気に活動をするのも良いでしょう。
昼寝は、30分程度と決めて、転寝をする
昼寝を1時間とか、2時間してしまうと夜眠られなくなってしまいます。30分程度ねると、体も楽になって夜まで起きてられます。
目覚ましを近くに置くと、目覚まし時計を消してずっと寝てしまう可能性があるので、少し目覚まし時計を離れたところに置くと良いでしょう。
目覚ましを消しに、「よいしょ」と起きていくと、目が覚めます。いろいろと工夫が大切です。
植物を育ててみる。小さな生き物は、引き取り手を考えて
観葉植物や花などを家の中に飾って、毎日水をやったり、栄養剤を上げたりして、せっせと育てると、生きがいややりがいが出てきます。
また、自分が倒れたりした場合を考えて、小さな生き物を控えている高齢者の方が多いと思います。
ただ、お子さまだったら、引き取ってもらえるものを相談して飼ってもよいと思います。
犬や猫では、お子さまの負担になるなら、小鳥はどうでしょうか?
例えばオカメインコなど、心が和らぐと同時に、脳の活性化に役立ちます。