
認知症に陥っている人がうまく適合する老人ホームが見つかると、かえって、周りも、本人も心や身体が楽になることを述べました。
逆に適合しなければ、認知症などが悪くなることもあります。 事前に相談をして、決めていくことが必要です。
それでは、施設選びはどのようにすれば良いでしようか?
本日はその選び方を述べます。ただ、上記したように相談できる所に相談しながら、勧めることをお勧めします。
〇本日のテーマ 認知症 老人ホームの入所について
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
まず、場所を選ぶ必要
家族を老人ホームに入所すると決めたら、まず、どの場所の老人ホームにするかを決めると良いでしょう。
住んでいた家の近くにする場合
一般的には、家族の住んでいる近くの老人ホームを選んで、足繁く行き来ができると、高齢者や認知症の方も安心できると思います。
考え方としては、まず、親が住んでいたところにある老人ホームなどを選ぶことが考えられます。
住んでいた地域にあれば、その地方の風習や、住む人たちの人柄、方言、さらにたまに口にする郷土料理など、同一の条件を保てます。
また、いつも見慣れている風景がかわらないことも大切です。
家族の方が、お父さん、お母さんなどお年寄をめしている方ならば、住んでいた地元に対する愛着を持った人が多いと思います。
ただ、この場合のデメリットは、必ずしも、子供たちなどの家族がすぐにいけない場合があることです。
子供などの家族の近く
次に子供さんなどが住んでいる地域にある老人ホームに入所することも考えられます。
この場合はいつでも、家族と面会ができるなど、心寂しいことが少なくなってきます。
ただ、自分の住んでいた場所を離れる可能性があるので、風習、地域の人柄、見える景色、料理なども変わってきます。
例えば、施設で出される一杯のウドンにしても、関西から、関東では濃い薄いの味付けが違います。
その辺りもよく考慮して決めなければいけません。
子供の近くに移住しても、毎日のように会いに行ければよいですが、子供の仕事が忙しいと、頻繁会いに行くこともできない可能性もでてきます。
いろいろな場合を想定して決めてください。
住んでいるところと家族の中間
親と家族の中間の施設を選ぶという選択もあると思います。
距離も近くなる、地域の風習、住人の人柄などもそれほどかわらない。
様々なことを考慮して、施設に入る方と家族のメリットとデメリットを勘案(かんあん)して、決めていくことが大切になってきます。

介護内容を調べる
次に、介護を受ける方が必要とする介護を受けられるかどうかを調べると良いでしよう。
アルツハイマー型認知症の方で、今後、症状が進行した場合、どのような介護が必要になるかを事前に睨んで、施設を選ぶと良いでしょう。
また、施設に入っている途中で認知症になった場合、その介護施設を退出しなければならないこともあります。
今後の事を考えて、施設選びは柔軟に行う必要があります。
例えば、住居型の施設ではそのような条件がつけられているので、良く内容を確認して下さい。
最後に費用を検討する
住む地域が決まり、必要とするサービスもわかった場合には、いよいよ費用の検討にはいります。
一応の目安と入居条件をあげておきます。
介護型の施設
●特別養護老人ホーム(公的施設)
5万円から15万円ほどです。入居時の費用はありません。ただし、要介護3以上が条件です。
●介護付 有料老人ホーム(民間施設)
10万円から40万円 入居時は0円から1億円以上です。
●グループホーム(民間施設)
12万円から18万円 入居時は0から100万円施設と同じ地域の住民票が必要
住宅型
●住宅型有料老人ホーム(民間施設)
10万円から40万 +介護費用「介護はオプションになります。 入居者時は、0から一億円で、施設によって違います。
●サービス付高齢者住宅
8万円から20万円+介護費用、介護 入居時は0から数万円です。生活相談サービスと、安否確認サービスを受けられます。 入居時は、0から数万円です。
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