認知症 医療介護施設

昨日は、将来的に介護度が大きくなったり、認知症がすすむ可能性がある場合の施設の選び方を解説しました。

また、医療措置が必要な方が、介護施設を選ぶ際に、事前に吸引等が可能かを問い合わせることの大切さもお知らせしました。

吸引などの措置をしない施設が多いので、事前に確かめておく必要があります。

本日は病気になった場合の医療介護施設のいろいろをお話しします。

病院など入院されて、日常生活に急には戻ることが難しい場合は、健老(老人保健施設)があります。

まず、このお話からしましよう。

〇本日のテーマ  
 
認知症 医療介護施設

記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。

老健とは

老健とは、老人保健施設のことです。

老人保健施設とは、上記しましたが、病院などに入院をされて、急には日常生活に戻ることが大変な場合、一時リハビリを受ける施設です。

介護度は1以上あれば、「病状が安定」「入院しての必要なし」が条件で入所できます。

医師、看護師が常駐して、他に理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などがいます。

看護師の数も他の施設に比べて多いのが特徴です。

在宅期間を目指すために、3ヶ月から半年の間の入居となっていますが、実際、さらに長期に渡って入所をしている方もおられます。

診療情報提供書などの書類を提出し、入居判定を受けて可となった場合は入所ができます。

特養に待機するために、入所している方もいらっしゃるが実態です。

期限が来ると、そのために他の健老や、入院をされるようです(あまり、お勧めできませんが、実態です)。

介護療養型医療施設

介護療養型医療施設とは、病院での急性期の治療や措置は終わりましたが、それでも、寝たきりなどになって、在宅介護が難しい人に、介護保険制度の在宅介護サービスの計画に基づき、サービスを行うものです。

サービスの内容は、食事、排泄などの日常の介護 介護、更には機能訓練、健康管理、療養のための世話をします。

場所は病院で行うので、見た目は病院に入院するのとほとんど変わりません。

なので、要介護1から入所できますが、大体の人が要介護4または5の人が多いとも聞きます。

介護保険が適用の「介護療養病床」と、医療保険が適用される「医療療養病床」とがあります。ただ、処置など、厳格に区別されているわけではありません。

この曖昧さと、この制度を利用して、自宅での介護が可能なのに、病院に入院する人が多いという「社会的入院」が問題になり、「介護 医療院」がつくられました。

入所はまずケアマネージャーに相談の上、直接の申し込みになります。

家族の負担、本人の不安を考えて

介護を受ける人が入退院を繰り返したり、認知症が進む場合を考えて、施設の選択を考えるのも一つの手です。

確かに、自分の親などを施設に入所させることは心苦しいと思います。

しかし、今後の認知症の進行、または要介護が大きくなることを考えると、早めに家族の会議を実施して、施設の選択をする場合が、本人または家族のためになることが多いです。

施設によっては、レクリエーションが豊富にあったり、同じく環境や、年齢の人がいて、コミュニケーションができたりします。

その場合は、家族から離れる辛さはありますが、却ってお年寄りの方が生き生きとすることもあります。

有料老人ホームなどの場合は、費用がネックになる場合もあろうと思います。
ただ、費用はさまざまで、以前のべたような不動産を利用する等の方法があろうと思います。

まず、相談無料のところと相談して、それから、いろいろと考えるのもアリなのかなと思います。

まず、情報を集められるとよいと思います。

無料入居相談受付中!!【シニアのあんしん相談室】 老人ホーム/高齢者向け住宅探すのなら かいごDB

なにやら、オシャレな野菜の広告を見つけたので貼っておきますね。ご利用ください。
介護の短縮と、認知症予防(または遅らせる)の食材(以前ご紹介しました)をおためしください。この食材のなかにあると思います。

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
カテゴリー: 未分類 パーマリンク