認知症 グループホーム・ケアハウス

昨日はサービス付き高齢者向け住宅の話をしました。

サービス付き高齢者向け住宅は、「特定施設」を受けているか否かで、そのサービスが変ってきます。

「特性施設」のあるところは、24時間のサービスを受けられる一方で、ない所は、基本的に賃貸マンションとあまりかわらない(ただ、安否確認、生活サービス等はあります)といえます。

ただ、どちらもサービスの内容を上げるためにオプション契約を結ぶことは可能です。

本日は、地域の住民だけが利用できる「グループホーム」と、費用が安いケアハウスについて解説をします。

〇本日のテーマ  
 
認知症 グループホーム ケアハウス

記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。

グループホーム

グループホームは、市町村から指定された事業者が地域の住民にサービスを提供するものです。

そのために、自治体の住民票のある住民だけが入居できます。
子供が親を呼び寄せて、子供の家の近くのグループホームに入居させようとすると、住民票を移して、ある程度の期間を待たなければなりません。

また、認知症の高齢者の方に対応する所でありますから、「介護保険」は「認知症対応型共同生活介護」になります。

1ユニット9人までの少人数で、食事、排泄、入浴の介助を受けながら共同生活を送ります。

入居者は、掃除、洗濯、料理などの家事を行いながら共同生活を行う生活支援サービスや介護サービスをうけることになります。

すなわち、利用者の方の居間は個室(7.43㎡以上)ですが、リビングや食堂で交流をします。

介護職員は利用者3名に対して、1名以上を配置することになっています。

ただ、医師、看護師の配置基準はありませんので、医療の依存度が上がってくると住み続けは難しくなります。

要支援2、要介護1以上で、申し込みは直接施設に行うことになります。

ケアハウスとは

介護度が重くなると住み続けにくい場合がある「住居型」

ケアハウス(経費老人ホーム)とは、経済状況などから、自宅での生活が困難であり、生活に不安のある高齢者に対してのものです。

「住宅型」と「介護型」があります。原則として自治体住民が優先されます。

食事、安否の確認、レクリエーションなどのサービスが提供されるようになっています。

個室が原則で、食堂で食事をとるのが一般です。
住宅型」は身の回りのことができる60歳以上、または、夫婦の一方が60歳以上とされています。

注意をすることは、「住宅型」は、介護度が重くなると「退去勧告」を受けて、退去をしなければならないことがあります。

介護度が重くなっても対応してもらえる「介護型」

一方で「介護型」は、24時間体制で介護をうけられます。

65歳以上の要支援1,2または、要介護1から5の人が対象となり、重症度に応じて対応してくれます。むろん「退去勧告」を受けることも原則ありません。

介護職員と看護師などの看護職員は、3体1の割合で配置されています。

「介護型」の内容は実質、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(特定施設)や、特別養護老人ホームとあまり変わらないと考えて良いと思います。

「住宅型」も「介護型」も直接施設(場合によっては役所)に申し身をしてください。

ご検討の方は、まず、無料相談が良いと思います。うまく制度を利用して、軽費を押さえて資料集めがよいと思います。

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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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