
昨日は、片付け、料理、お金の計算など日常生活のなかで頭を使うことで認知症を防ぐ、または、進行を食い止めることをのべました。
買い物に行く際に、少し大またで早く歩くなどの工夫は、一昨日述べました。
日常生活の中の少しの工夫で、脳機能を良い状態に保つことが可能になります。
電卓を使わないなど少しの不便などを感ずるかもしれませんが、継続して実行することが大切です。
老いを苦しむのでなく、色々と工夫をすることで老いを楽しむことができれば、しめたものです。
本日は、実際に工夫している人の例をあげます。
〇本日のテーマ 認知症 生活の中での予防
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
認知症 ジグソーパズル
知り合いのもうすぐ90歳になるおばあちゃんですが、絵が好きで、ルノワールとか、ドガの絵のジグソーパズルを買ってきて、ピースを埋め、絵を完成させている人がいます。
ピースが全部埋まり、完成した絵はとても綺麗で、おばあちゃんはそれを部屋に飾っています。
また、完成すると、次の絵画のジグソーパズルに取り掛かり、ピースを埋めます。部屋に掛けてあった前のジグソーパズルの絵を外して、新しい絵を飾ります。おばちゃんは満足気で楽しそうです。
ジグソーパズルの埋め込みは、色や図形の判別したり、形を記憶したり、どのような空間にはめればいいかという脳の能力が必要です。
また、手を使用して、ピースの角度を変え、はめ込むなどの細かい作業も必要です。結果、認知症の予防につながるのです。
つまり、ジグソーパズルは効果的な認知症予防の教材です。
また、好きな絵のパズルを選べば、絵の完成後家に飾って置けます(もちろん、飾らなくてもオッケーですが)。
なお、細かいピースが苦手な場合は大きめのピースのものもあります。
あまりに簡単にできると、脳を鍛えることにならないので、少し難しめのものを使うとよろしいでしよう。
ただ、できればこれも毎日、少しずつで良いので継続することが大切です。

認知症 カラオケ
認知症 防止 カラオケ
みんなで楽しくカラオケをすると、認知症予防になります。
まず、昔の歌を歌うと、その歌が流行っていた当時の状況を思い出します。
昔のことを思い出すことは「回想療法」という認知症予防の方法に似ています。これは昔のことを思い出し、心の安定を図り認知症を予防します。
その時代を懐かしいがったり、友人と歌い合うことが大切です。
思い出すということで自分に自信がもて、心が落ち着いてきます。
また、口を動かして、大きな声を出すので、口の周りや喉の筋肉を使うので、誤嚥防止にも役立ちます。
大きな声を出すので、ストレス発散になります、
さらに、腹式呼吸で酸素を多量に吸い、声をだすことで、血管を広げ、血圧を下げる働きもしめす。
仲間と歌うことで、コミュニケーションも維持することができます。
認知症 楽器演奏
楽器を演奏をして認知症を予防するという方法もあります。
行く言われるのがギターです。指をバラバラに動かすことにより、脳を刺激します。
また、音楽はその曲を口ずさんだり、聴いたりすると昔を思い出す機会になります。
上記しましたが、カラオケと同様、例えば「この曲が流行って、口ずさんだ時、学生でアルバイトで苦労したな」とか、楽しかったことや、悲しかったことを思い出します。
その昔を思い出すという脳の働きが認知症を予防していきます。心が安定します。
YouTubeを開くと、ギターの引き方の動画が公開されています。それなどを利用するのも良いでしょう。
「今からギターなんて・・」と思う人は、小学校の時習った縦笛(リコーダー)でもよいと思います。
簡単な童謡などを吹いて見るのも手です。いろいろと工夫してみましよう。
私はギターしか経験がないのですが、聞くところによると、ウクレレが意外と簡単との話もあります。
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