認知症 長寿遺伝子

昨日は、脳の老化になりやすい行動を述べました。

自分に厳しくまじめな人は、脳の老化を招きやすい状況になりやすいと言われています。

生まれ持った性格だから、仕方がない部分があるにしても、もう少し気楽に楽しく過ごす工夫た大切になってきます。

一方逆に、ダラダラと過ごしすぎるのも脳の老化が早いとされます。厳しすぎると、ダラダラとの中間の状態を保つように心がけると、脳に負担を懸けずに済む可能性があります。

また、昨日、左右両腕の10本ずつのドリブルを5分続けたり、YouTubeを見ながらダンスを真似ることも有用であることを述べました。

本日は、長生き遺伝子の話とうつ病を避ける話です。青い下線は過去の記事の紹介です。

クイックをすると過去の記事に飛びます。

長生き遺伝子

レスト遺伝子

人間の脳には「レスト遺伝子」と言う遺伝子があります。

アメリカのハーバード大学の研究発表で、脳が老化と共にレスト遺伝子が多く見られるほど、長生きであることが分かったそうです。

実際に100歳以上でなくなった人の脳のレスト遺伝子は、80歳前後でなくなった人の脳を比べると顕著に多いとの調査があります。

さらにレスト遺伝子が多く誘導された(出てきた)脳では、アルツハイマー型認知症の発症が抑えられるとされています。

認知度の低下が見られると、このレスト遺伝子が低下するということも分かってきました。

レスト遺伝子の働き

では、レスト遺伝子はどのような働きをするのでしょうか?
研究から分かっていることは、脳の活発な活動を休める働きをするとされます。

レスト遺伝子が多くなると、脳の活動を抑えて、ゆったりとさせます。同時に身体をゆったりとさせて、脳の寿命を伸ばします。

老いると引きこもったりして、他人とコミュニケーションを取らなかったりすると、認知症を発症しやすいと、以前、解説をしました。

ところが、逆にあまりに活発になり過ぎて、脳の出力が高まると、脳細胞が必要以上に傷つくとされます。

意欲は大切ですが、ほどほどに休んで、ゆったりした体感を味わってください。またレスト遺伝子は、ゆったりとなるように人間の行動を導きます。

「少しやる気が失せてきたなあ」というのは加齢ともに、レスト遺伝子の働きの事があります。

やる気が全くでないとき

自分のトリガー(きっかけ)を作る

それでも、自分の意欲が湧かなく、なかなか思い通りに身体が動かないときあると思います。

そんな時は、ゆったりとした気持ちで、小さなささいなことを20秒から30秒やることをお勧めします。

例えば、机の上の後片付けを20秒ほどやってみるとか、パソコンで何かの検索をインターネットでやってみるとか、などをお勧めします。

すると適度な刺激が脳に与えられて、作業が続きます。
この時に、自分の好きなこと、得意なことから始めるという状況を作ると良いでしょう。

このようなやる気を生み出すきっかけ(トリガー)をもつと良いでしょう。

老年期うつ病

以前老年期うつ病について述べました。
老年期うつ病は、全体の3分の1から、4分の1の割合で発症するとの報告もあります。

また、家族や友人が亡くなるなど、ライフイベント(人生のできごと)などがあると、発症しやすいと言われています。

うつ病かなと思ったら、早めの医師の診断をうけてください。

また、普段から、野菜や魚介類、さらにはDHAなどのサプリを利用することをお勧めします。

DHAは以前ご紹介した、信頼のあるところが製造した高濃度のものをお勧めします。

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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