認知症 コグニサイズ

昨日は骨粗鬆所の話をしました。

骨粗鬆症は、骨形成と骨吸収の働きのバランスが崩れることで発症し、骨が密度がなくなってきます。

背骨、脚の付け根、手首、腕の付け根が特に骨折しやすくなります。
骨粗鬆症は、閉経後の女性に多数みられることか、女性ホルモンの減少、老化などと関連が深いとされています。

最近「身長が短くなってきた(背が低くなった)」、「腰が曲がってきた」「背中や腰が痛む」など症状が出てきたら、可能性があるので、一度医師の診断を仰ぎましょう。

本日は認知症を予防する「コグニサイズ」の話です。

〇本日のテーマ コグニサイズ

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。

コグニサイズ

国立長寿医療研究センターという機関が作ったものにコグニサイズというものがあります。

認知課題(しりとりや計算)とエスササイズを組み合わせた、認知症予防をする取り組みです。

コグニサイズは、2つの条件があります。

① 軽く息がはずむ程度の全身運動であり、脈拍数が上昇すること。

② 運動と並行して行う認知課題は、運動や認知課題を時々、間違える程度のものであること、です。

脳トレは、座って(静止して)考えながら、課題への取り組み、また、体の一部を運動させ、課題を考えるものです。

しかし、コグニサイズは、全身運動の考える課題を組み合わせます。
また、課題は簡単なものではなく、うっかりするとミスをする課題が必要です。

運動が脳の神経細胞の成長を促します。
また、脳神経の炎症が抑止され、アルツハイマー型認知症の原因のアミロイドβの蓄積の速度を落とします。

運動は血流を改善するなど、良い効果を脳にもたらします。代表的なものを2つご紹介します。

コグニサイズ 運動

コグニサイズ 足踏み

適度なストレスは、脳の成長を促します。やり方は次の通りです。

両足で立ち、1で右足を横に出す、2で元にもどす。3で左足を横に出す。4で左足を元に戻す。この1から4までを繰り返します。

その時、3の倍数のステップの時に拍手をします。間違わなくなったら、2とか4とかの倍数で行うなど行なってください。

・椅子に座って行う方法

足が弱く立っていられない人は、椅子にすわって行ってください。

背筋を伸ばして椅子に座る。立ってやる場合とおなじように、座りながら1で右足を横に出す。

2で右足を戻す。3で左足を横に出す。4で左足をもどす。

3の倍数のときに、拍手をします。

コグニサイズ ウォークキング

上半身をピンと立て、大股で歩き、計算やしりとりなどを行い歩きます。

腹筋は締めて、手は後ろにしっかり振って、後ろ足は蹴り出して前に進みます。

前足はかかとからおろします。

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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