認知症 認知症になりやすい病気

昨日は幸せホルモンの話をしました

この物質が脳に修験すると、人は幸福感を得られることができます。
その代表的なものが、「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」です。

セロトニンは、「不安ホルモン」と言われ、軽減、精神を安定させる機能を持っています。オキシトシンは、「愛情ホルモン」と言われ、ストレスを軽くする働きがあります。

また、また、脳の疲れを癒す効果もあります。ドーパミンは快楽物質と呼ばれることもあります。楽しんだり、褒めらると分泌されます。やる気を出す働きもあります。

それぞれをうまく分泌すると、幸福度や健康を保つのに役立つと思われます。

本日は、認知症になりやすい病気と、その予防です。

〇本日のテーマ 認知症になりやすい病気

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。

認知症になりやすい病気

認知症は生活習慣のみだれにより罹患することが多くあります。

認知症になりやすい病気を上げておきます。

●糖尿病
以前糖尿病の話をしました

簡単に述べると、糖尿病に陥るとインスリンの分泌の低下を招き、高血糖の状態が続き、脳血管や脳神経に障害が起きます。

また、糖とアルツハイマー型認知症は深い関係があります。
つまり、アルツハイマー型認知症の原因になるアミロイドβ(ベータ)とインスリンを分解する酵素が同じです。

多様の糖を身体に入れると、インスリンが多量に出されます。
インスリン分解酵素がその多量のインスリンを分解するために使われて、アミロイドβを分解するまで手がまわりません。

つまり、アミロイドβが分解されずに蓄積されて、アルツハイマー型認知症を発症します。
アミロイドβを蓄積しないためには、糖を控えることが大切です。

糖尿病を発症するくらいに糖分を摂取しているとアルツハイマー型認知症を発症する可能性も高いです。糖化の問題も起こってきます

事前に、糖尿病の検査を病院、または、自分で検査キット使って自分の健康状態を調べておく必要があります。


なかなか糖尿病の検査に行くのは勇気が人もいるでしょう。また、忙しく、思うように時間が取れない人もいるかもしれません。

下のキットは病院の同程度の精度があるとされます。
男性用もあります。
また、下記の脂質異常等も調べられます。胃がんを引き起こすピロリ菌の検査もできます。
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脂質異常症
血液中の多量の中性脂肪やコレステロールが動脈硬化を引き起こし、脳血管性認知症の原因となる脳梗塞、脳出血などを誘発します。

一気に太い血管が破けたり、詰まったりする場合もあります。
しかし、非常に細い血管が破けたり詰まって、所々の脳が死んでいきます。細い血管なので、気付かずに過ごすことがあります。

それが、10か所、20か所と何センチとか、何ミリのレベルで脳細胞が死んでいくことで、脳全体がポツリポツリと死んでいきます。

気付かずに、脳血管認知症が進む場合もあります。一度死んだ脳神経は元に戻らないので注意をしてください。

また、脂質異常は虚血性の心臓病(狭心症や心筋梗塞)を発症する可能性があります。
事前に検診を受けたり、上記キットをご使用して、自分の健康状態を把握するのも一つ方法です。

高血圧
一般に収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上を高血圧とします。詳しくはこちらをご参照ください

高血圧が長期間続くことで動脈硬化が進み、脳卒中、上記した虚血性の心臓病が発症します。
塩分を控えるように食事を制限する必要があります。

もし、高血圧で塩分等の制限等が面倒くさい場合は、外注のお弁当を頼むのも、ありと思います。
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ベネッセのおうちごはん ご高齢者向け弁当

私の経験ですが、あまりに高い血圧を放置して、重篤な状況になった人を何人も見ています。

私の父もそうでした。何度も病院へ行けと家族で諭したのですが、病院嫌いで、とうとういかずに脳出血でなくなりました。

けして侮ってはいけないと思います。当時は、検査キットなどを私が知らなかったのが悔やまれます。
早めの治療を望みます。


●脳卒中
脳の血管が詰まると脳梗塞になり、血管がもろくなっている場合は脳出血となる場合もあります。脳卒中になると脳細胞が傷つき、まひや言語障害が残りやすくなってしまいます。
重い場合は死に至ります。

生活習慣病 予防

基本は食事と運動です。気を付けて、生活習慣病を予防しましょう。

バランスのよい食事を心がけて
不規則な食事は高血圧や脳梗塞、心臓疾患などの生活習慣病に陥りやすいです。
認知症に陥る可能性も高くなります。

以前、説明しましたが、黒ニンニクビタミンC・E、場合によってターメリックなどの抗酸化作用のある食べ物や、緑黄色野菜や魚(特に青魚のDHA)などを、取りましょう。

運動を定期的に
健康を保つためには、適度な運動は欠かさないようにすることが大切です。
適度な運動は脳血流を生み出し、認知症の予防にもなります。また、サイコぺニアなどの予防にもなります

また、ウォーキングと筋トレを組み合わせると成長ホルモンが出ます。高齢になってからも成長ホルモンはでますので、快眠、糖尿病、動脈硬化などを予防していきます。

ただし、高齢者の方は、自分の体力にあった運動を心がけてください。
コグニサイズのような運動もあります。

健康上でも多くのメリットがあるので、毎日の習慣にしたいものです。ただ高齢者は無理なく自分に合った運動を続けるようにしましょう。

睡眠 十分に取る

1日7時間程度の睡眠をとると、健康に良いです。ただ、摂り過ぎには注意をすることが大切です。

アルコールの飲み過ぎ注意
長期間、酒を過剰に摂取した場合、脳の委縮を招き、認知症を発症する割合が多くなります。

ただ、適量な赤ワインの飲酒はポリフェノールを含有することから、動脈硬化の予防、さらには、脳血管性認知症を防ぎます。

たばこ注意
喫煙は、脳梗塞、動脈硬化症、脳血管性認知症等、様々な疾病のもとになります。また、認知症の発症率が上がります。

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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