
昨日、高齢者になっても引きずっていた様々なしがらみを捨て去ると、意外と楽に生きられることを述べました。
いつも嫌な思いをしていたのに、妙な義務感が心に湧いてきて、そこから抜け出すことができない。
自分の心に正直になって、嫌な思いをしてまで、相手に合わせて生きることはなく、あたかも断捨離(だんしゃり)のように捨て去る大切さを述べました。
本日は、もっと改善をすれば楽になれる様々な生活の事を解説します。
〇本日のテーマ 高齢者 生活
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・青い文字は、過去の記事へリンクしています。
生活を見直して 快適に

その固定電話。必要ですか?
昔からの習慣で、固定電話を設置しているお宅が結構あります。
その固定電話は、本当に必要ですか?
今では、高齢者の方もスマホを持っている人が多いです。また、スマホを持っていない方も、スマホの操作は、慣れると大したことでありません。
それよりも、固定電話に掛かってくる相手は、宣伝や勧誘などの電話がほとんどではありませんか。また、たまに友達からかかってくるくらいで。
高齢者に対する、詐欺(さぎ)の始まりは、固定電話を使ったものが多いと聞きます。
そんな面倒くさく、トラブルの多いものなら、さっさと固定電話を止めて、スマホだけにするのも手です。
インターネットを長時間みていませんか?
インターネットをよく見るのは若者と思いがちですが、総務省によると、最近は高齢者のかたも、インターネットをよく見る傾向にそうです。
高齢者になると、様々ない体の衰えを感じます。それが、長時間インターネットを見ることによって、急速に衰えていくことになります。
例えば、目の疲れ、ずっとインターネットを見ることで、本来守らなければならない目の力を失うことになります。
また、夜中まで見ることで、脳が疲れて、認知症の引き金になることも考えられます。心身の健康を保つために、短い時間で切り上げるのが大切です。
その通販(テレビショッピング)の物、本当に必要ですか?
テレビを見ていると、テレビショッピングの人が出て来て、「今だけなら、お徳!」とか、「今がチャンス」という言葉に載せられて、品物を買ったりします。
でも、よくよく考えると、そのような商品を買わなくても、十分に生活がやっていけたのも事実です。
例えば、「今だけお徳」と言われて、買った掃除機にしても、今まであった掃除機で十分ではなかったのでは?
買ったときはとっても満足なのですが、その満足も時間が経つと、どこかに消えて、大切なお金を失うことになります。注意が必要です。
年末の大掃除。必要ですか?
年末になると、義務のようにやる大掃除。気持ちの良い元旦を迎えるために、必ずやるようにしているご家庭は多いと思います。
やらなければいけないとのプレッシャーがかかることもあります。
それよりも、年末は、プレッシャーを感じずにゆったりとすごしませんか?
大掃除が、終わった後、疲れ切ってしまったり、その後、一日中寝たりしてする人もいたりします。
普段から「小さな掃除」をやって、大掃除とあわてないことです。
好きな映画を観て、お風呂に入って、好きなものを食べて、ゆったりと過ごすのがよいですね。
お子さんやお孫さんとの同居必要ですか?
体を悪くして、お子さんとの同居をする場合もあるでしょう。それは、とても必要かもしれません。
しかし、体が良く動いて、頭もしっかりしている時に、お子さんやお孫さんとの同居は必要かをよく考える必要があります。
確かに、にぎやかなほうが老後は楽しいこともありますが、身内とはいえ、一緒に暮らすといろいろな所で自由が奪われることあります。
例えば、一人や、パートナーと二人だったら、たまに寝坊をしたり、好きな時にご飯を食べたり、ゴロゴロして映画を観たり、自由がきいたものです。
しかし、同居をすることで、場合によって自由が利かなくなることもあるでしょう。気楽に生きられなくなることも考えられます。
その辺りをよく考えて選択する必要があります。
老後の資金と言われますが、その投資は必要ですか?
退職金をもらったら、「老後の資金に株を」とか、「不動産投資を」とか、様々に言ってくる業者がいます。
本当に、儲け続けるのなら、その投資は良いかもしれませんね。
しかし、投資というのは、失うこともあることを忘れずに。
ついついと話に乗って、投資をして、損失を追ってしまうなら、初めから、老後の資金をよくよく考えて、計算したうえで、危険を冒す必要があるかどうかをよくよく考える必要があります。
退職後、収入が年金だけになる人がほとんどだと思います。
大切な財産は、自己防衛をしておく必要があります。