
一昨日はBMIと低栄養の話をしました。
最近は体重や、肥満をあまりに気をつけられて、いわゆる「痩せ」に陥る場合があります。
「痩せ」が著しい場合は、寿命そのものを縮めることがあるので気をつけなければなりません。
腹八分を守りながら、多くの種類のものを食べるということが必要になってきます。
本日は、むくみ(浮腫)の話です。
〇本日のテーマ 高齢者 むくみ
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
高齢者 むくみ
足などのむくみ(浮腫)になやまれている方は多いと思います。
その原因と対策方法を解説します。
むくみ
むくみは皮下の組織に体の余分な水分が溜まる状態をいいます。
足のすねを指で、ぎゅっと押して離してください。指の跡が、しばらく残っていたら、むくんでいます。
重力で水分が下に引っ張られ、足にむくみが現れやすくなります。寝たきりの場合は、背中がむくみやすいです。
むくみ 症状
むくみの症状は、「体重が増える」「息切れを起こす」「手足・顔がむくむ」などです。
さらに、急にこれらの症状がでると肺気腫など病気の可能性が疑われます。すぐに医療機関を受診するのがよいでしよう。

むくみ 原因
むくみは、病気がかかわっている場合と、そうでない場合があります。
病気が関わっている場合
むくみ 左右
まず、身体の左右を比べてみて、同じように浮腫んでいるときは、腎臓、心臓、肝臓にどこか異常がでている可能性があります。
また、静脈の働きが悪くなっている。アレルギー反応による場合が考えられます。
体の左右どちらもむくんでいる場合は、次のような全身性の病気か静脈の異常が原因の可能性があります。
さらに、心臓の薬など、服薬している薬でむくむ場合もあります。
むくみが出た場合は、主治医など医師の診断をうけるのがベストです。
片方 むくみ
身体の左右どちらか(または部分的に)むくみがでた場合は、「下肢静脈瘤」「リンパ浮腫」「慢性静脈不全」「怪我」「感染症」などの可能性があります。
病気が関わっていない場合
病気以外のむくみには、「水分の摂り過ぎ」「同一の姿勢を長時間とる」「ストレスなど」「加齢からの筋力低下」
むくみ 予防
では、どのように予防すればよいのでしようか?
足の運動
足の筋肉を動かし、血液を循環させるようにすることです。
具体的には、ウォーキングなどをするのがよいでしよう。
また、つま先立ちになり、ふくらはぎの筋肉を動かすことです。
ふくらはぎには、心臓に血液を循環させるポンプの役割があります。
血液の循環をよくするためには、ふくらはぎなど足の筋肉を鍛えることが大切です。器具を使っての室内運動も良いでしょう。
足を高い位置に上げる
むくみの予防には、足を高く上げるようにすると、よいです。
休憩時や就寝時に、クッションなどを使い足の位置を高くしましょう。
足の血液が心臓にもどりやすくなります。
靴下の利用
常日頃から、ウォーキング、スクワットなど足の運動を心掛けるようにしてください。
その上で、水分や塩分に注意してください。
また、むくみ防止用の靴下を履くと、より効果的です。
病院で買っても良いですが、色やデザインなどを楽しみたいときは、自分で市販のものを購入してもよいと思います。夜寝る時用と、昼間用を掲載しておきます。ご利用下さい。
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