高齢者 スロースクワット

昨日は、若返りのホルモン「マイオカイン」の話をしました

マイオカインのなかで「イリシン(アイリシン)」と呼ばれる物質は肪組織に働いて、発熱させる働きをしたり、脳の海馬に働いて、短期記憶の改善をする働きをします。

また、マイオカインの一つであるスパークという物質が、大腸がんの初期、がん細胞を自滅に追い込むこともわかってきました。

本日は、スロースクワットそのものの効果とやり方を述べます。

ところで、自分の身体の状況を知っておくのが大切です。家で出来る血液検査(血糖等)が下のキットです。精度は病院と同程度とのことです。ご利用ください。

スロースクワット

スロースクワットとは、スローに時間をかけてゆっくりとするスクワットです。

普通のスピードのスクワットと同じく、お尻の筋肉のやもも裏の筋肉、前ももの筋肉などを鍛えられます。

ただ、スローなので、負荷の時間が長くなり、筋肉に強い刺激がかかります。なのでスロースクワットの方が下半身の筋肉にしっかり効かせることができます。

また、スロースクワットを行うことで、中性脂肪を効率的に燃やすことができます。

つまり、スロースクワットは、下半身を中心とした筋力増強とともに、ダイエットや健康の向上にもつながります。

以下、健康の面について述べます。

スロースクワット 効果

お尻や太ももなどは、運動をすると多量のエネルギーを必要とするためカロリー消費量が高まります。

また、スロースクワットは体脂肪を効果的に燃焼させます。さらに、筋肉を動かすことで、成長ホルモンを分泌させます。

成長ホルモンは、筋肉を動かすことで分泌され、体脂肪や中性脂肪を上手に消費させるために必要なホルモンです。コレステロールを改善させて、心疾患、さらには脳梗塞の防止に役立ちます。

分泌されると内臓や皮下に蓄えられた中性脂肪が分解され、エネルギーとして活用できるように働きます。

下半身は、全身の筋肉の7割になるため、下半身を鍛えることは、それだけ多くの成長ホルモンが分泌されます。そのためスロースクワットにより、体脂肪を効率よく燃焼させることができます。

血糖値を低下させる

筋肉は血中の糖を貯蔵する働きがあります。筋肉量が増えると、それだけ糖が貯蔵できます。

つまり、スクワットで筋肉量を増やすと、血中の糖が筋肉に移動して、血糖値が低下します。また、糖化を防ぐ方向に働きます。

骨粗鬆症も防止してもいきます。

スロースクワット やり方

①足を肩幅より、少し広めに開き、まっすぐ手を前に伸ばす。
つま先は少し外側に開く。
②背筋を伸ばし、つま先よりもひざが前に出ないように5秒かけてゆっく   りしゃがむ。
③しゃがんだら、2秒間、しゃがんだまま静止する。
④ゆっくりと立ち上がる。

これを10回繰り返してください。これを3セット行うようにします。

ただ毎日、行うのではなく、週に2・3回やってください。

※、さらに負荷をかけたい人は、両足を広めに(ワイドに)開いてください。大変な方は、椅子の背を両手で持ったり、壁に手をついて下さい。

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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