高齢者 テレビ

昨日はガーデニングの話をしました

高齢者がガーデニングを行うと、認知症の予防、運動不足の解消からの生活習慣病の予防、女性であれば骨粗鬆症の予防等になります。

また、収穫を手にする楽しみ、ガーデニング仲間と一緒にコミュケーションを交わすなど様々な利点があります。

実際に庭がなくても、プランターなどを利用して、室内でも簡単なガーデニングは可能です。

本日は、テレビと認知症などの関係を簡単に解説します。

〇本日のテーマ 高齢者 テレビ

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。 

高齢者 テレビ  

高齢になると体を動かすことが億劫(おっくう)になって、ついついテレビの前に座ってテレビを見がちになります。

人によっては、一日中テレビの前から離れないことも見られます。こんなにテレビを見て、大丈夫? と心配になってしまいます。

テレビを受け身で見続けると、認知症になる可能性が出てきますが、受け身でなく積極的に利用する方向でテレビを視聴できれば、そのリスクを少なくすることも可能です。

高齢者 テレビ 認知症

良く言われていることは、脳が受け身になって、考えることを止めている状態が続くと認知症になる可能性があるとされます。

また、体を動かさずにテレビを見ることは、運動不足に陥るほか、血流が十分に脳を巡らなくなる可能性があります。

そのうえ、甘いお菓子等を食べながら、ずっとテレビを見続けていると、生活習慣病を発症することになり、糖尿病など罹患することもあります。

糖尿病に罹患すると認知症をさらに進行させる可能性があると言われます。

また、認知症だけでなく、動脈硬化脂質異常、さらに虚血性心疾患脳梗塞などを発症することもあります。

認知症 防止

認知症予防のためには、生活習慣病の予防を図りつつ、物を考える(特に物を思い出す)という頭の働きが必要です。

そのためには、人とコミュニケーションを保つ、情報を聞いて考えるなどの作業が必要です。

また、脳トレコグニサイズジグソーパズルなどのゲームも有効です。

上記しましたが、単に外から入ってきた情報を受け身で見ると、物を考えることをしないので、脳が全く働かくなります。

認知症の発症、さらに進行を遅らせるためには、長時間のテレビの受け身視聴を止めることが大切です。

高齢者 テレビ 視聴時間

高齢者がテレビを長時間見ることは、まず、見ているだけで情報が入ってくるので楽であること。

さらに、好きな番組があると、楽しい気持ちになることです。
また、多くの時間をテレビに割けるという時間の余裕もあるからです。

さらには、定年退職を迎えると、社会的な接点(社会の情報をリアルタイムで得るの)がテレビになることです。

テレビ 有効利用

日記に書く

まず、テレビを長時間見るのではなく、どうしても見たいテレビをリストアップをしておくことが良いでしょう。一日、2、3時間と決めるのが良いと思います。

また、テレビを見ても、その内容を思い出し、感想を夜寝る前に、日記に書くなどをすると、認知症の予防になります。

また、決まった時間(寝る前)に書くと、その時間が交感神経から副交感神経の変わり目の時間となり、自律神経の調整の役目を果たします。

思い出し書くことと組み合わせることで、テレビを考えながら見ることが可能となります。

ジャンルもニュース、クイズ番組、など前頭葉を使うものを選ぶとよろしいでしょう。全てがニュース、クイズ番組でなくても、一部だけでもそうすることで脳の働きが改善される可能性があります。

この場合はテレビをよりよく聞き分けて、見る必要性が出てきます。

【公式】テレビの音量上げずに、言葉くっきり ミライスピーカー 高齢者 家族 簡単

趣味を見つける

趣味を見つけたり、様々な活動をすることが生き生きした老後を送るコツになります。

他人と一緒にするのが苦手な人は、絵を習ったり、書を習ったりして、いろいろと工夫をしてましょう。ギターとか、楽器を習う人も中にはいます。

手先を使い、考えながら、作業が出来るものが認知症の予防には良いでしょう。

オンラインのギター教室、値段もお手頃です

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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