高齢者 ヨガ

昨日は室内で行う有酸素運動の話をしました

室内で有酸素運動をすると、雨、雪、暑さ、寒さなどに左右されないで運動を実施することが可能となります。

また、テレビを見ながらのながら運動が可能となり、心的に楽な常用で運動ができたりします。

また、服装などは自由で、気ままに出来るのが特徴です。自分にあったスタイルで、自分の好きな運動(ウォーキング、スクワット、踏み台昇降、トランポリン等)を行うのも楽しいものです。

本日は、高齢者のヨガについてのお話です。

〇本日のテーマ 高齢者 ヨガ

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。 

高齢者 ヨガ

まず、簡単にヨガの概略を述べたいと思います。宗教的に深いものですが、深遠な宗教的な話は今回は控えて、運動面に絞ってお話しします。

ヨガとは 

ヨガは、瞑想を伴う心身の鍛錬法です。自分の心を深化させるものとして、健康法以上の奥深さがあります。

健康のためのヨガはポーズ(姿勢)、呼吸、瞑想の3つがメインになります。続けることで、QOLの向上が図られると思います。

ヨガポーズ

いろいろなポーズをとることで、普段動かさない筋肉を動かし、伸ばされます。

それにより、血行促進、バランスのよい内臓の働きが達成されます。

また、関節や筋が柔軟になり、筋力やバランスもよくなります。ヨガを行うことで、柔軟性が増したことはよく聞かれる話です。

ヨガ 呼吸

また、呼吸ですが、ヨガの呼吸を実践すると、徐々に瞑想の力がついていきます。

同時に身体への意識が深まり、自律神経がととらえるようになります。

呼吸によっては、穏やかで安らかな気持ちになるものや、燃え盛るエネルギーで身体が満たされるようになるものもあります。

呼吸をうまく使うことで、ストレスをやわらげ、落ち込んだ気分の改善、心と身体の調和がえられます。

ヨガ 瞑想

また、瞑想ですが、深い悟りまでいかなくても、心の安寧(あんねい)や安心を得られたり、感情に流されにくくなります。

また、自分の無意識にアクセスすることで、本来の自分の正しい姿に自分を修正することが可能となります。

高齢者 ヨガ

上記したようにヨガは身体を柔軟にし、筋力をつけ、持久力を伸ばします。また、バランス能力を維持させるとされます。

バランス能力の維持・改善は、高齢者の転倒、さらには骨折などのリスクを減らします。

また、瞑想は脳を休ませ、認知症の予防の可能性も示唆されています。

瞑想により、α(アルファ)波のレベルの脳波が出る状況になると、血流が増大するとの話もあります。

心に良い作用を及ぼし、幸福感の増大、倦怠感の減少が見られるとの研究もあります。この心の作用が、日常の作業にモチベーション(ヤル気)の向上をもたらしてくれます。

さらに、呼吸法やポーズにより、生活習慣病の改善、さらに呼吸機能の維持、抑うつ気分の防止が見込まれます。身体機能が整うことで免疫機能の向上にもつながります。

また、身体機能の向上はサルコペニアやフレイルの防止にもなるとの指摘もあります。

良い効果が期待できるヨガですが、大切なこと、無理をせず、自分のペースにあった範囲で行うことです。

高齢者 フレイル予防

フレイルは、健康と要介護状態の間の状態で、なにかの病気かストレスかで、簡単に要介護に陥ります。

加齢により活動量が減って、筋力低下を招き、さらには食事量が少なくなり、意欲がなくなってきます。

いわば、負のスパイラルですが、このスパイラルがつづくと、サルコペニアに陥り、最終的にはフレイルの状態から、要介護になります。

フレイルから要介護に至るのは、75歳以上の後期高齢者が多数に上るとされます。

ヨガ 場所

全国のヨガスタジオ、フィットネスクラブ等々のほか、スポーツセンターなどで行われています。

さらに、デイサービスでヨガを取り入れている場合もあります。
実際に体験レッスンを通して続けられるかどうかを考えるのもよろしいと思います。

全国にあるホットヨガ

ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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