
昨日は免疫力の話をしました。
ウイルスなどが身体に侵入すると、免疫システムが作用し、体を守ってくれます。
逆に免疫力が弱くなったり作用しないと、インフルエンザなどの種々の病いに罹患しやすくなります。時によってガンなどの病気も発症します。
その免疫力を高め、維持するために腸が重要な働きをしていると言われています。
ストレスを避けて、質の良い睡眠をとり、適度な運動、さらにはヨーグルトや発酵食品などの食物を取ることが肝要になります。
〇本日のテーマ 高齢者 栄養失調
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
高齢者 栄養失調
3食べているのにかかわらず、栄養失調になる高齢者が増加しています。70歳以上の2割の人が該当すると言われています。
原因は、ビタミン、ミネラル、タンパク質など体にとって重要な栄養素が足りないことが理由です。

高齢者 低栄養 栄養素
食べているのに関わらず、低栄養になるのは肥満を気にして、タンパク質をさけることが一つの原因です。
また、脂質異常やコレステロールを気にしすぎるあまり、肉とか卵等を避けることにもあります。
動脈硬化、心疾患なども気になり、不摂取をする場合も考えられます。また、腎臓の機能の衰えからタンパク質を摂らない場合もありましょう。
栄養素をコントロールすることはとても大切ですが、行き過ぎはかえって、健康を損ないます。適切な栄養管理が必要です。
(※食事制限の場合は、医師や栄養士などのアドバイスを受けてください)
高齢者 消化能力
高齢になると消化する力が衰えるため、タンパク質を摂っても、若い時ほど、筋肉など身体の組織になりません。
このため、高齢者では低栄養に陥ることが見られます。
また、タンパク質の摂取量が下がっているため、サルコペニア、フレイルが見られることもあります。
身体を維持さするためにもタンパク質の摂取は大切になります。
高齢者 低栄養 認知症
低栄養状態では、筋肉が少なくなり、血管等も脆弱(ぜいじゃく)化します。
また、骨がもろくなり骨折、免疫力が弱くなり肺炎等の感染症、血管がもろくなることから、脳出血や心疾患に陥る場合も考えられます。
さらに、認知症に陥る危険性が増大します。
「半年以内に体重が(場合により、3キロ近く)減った」
「魚や肉、卵などタンパク質を摂らない日がある」
「疲れやすく、歩くのがおっくうになる(歩くスピードが落ちた)」
などが見られたら要注意とする研究者もいます。
高齢者 タンパク質
低栄養を避けるために、1日3食タンパク質を取り入れる必要があります。
また、野菜を積極的に摂取することで、ビタミンやミネラルの働きからタンパク質の合成を促進していきます。
ただ、そうとは言え、一人暮らしになった場合に、なかなか食事を作るのが面倒になったりします。
たまに手を抜いて、食事の宅配サービスを利用したり、サプリメント使ったりすることもアリと思います。
ただし、きちんと栄養価があり、柔らかいなど食べやすいことが大切です。添加物や食塩などが含まれていない(含まれていても少量である)ことが必要です。

タンパク質 ペプチド
また、ペプチドのサプリメントの利用も考えられます。
アミノ酸が50個以上結合するとタンパク質になりますが、50個未満のものはペプチドといいます。いわばペプチドの兄貴分がタンパク質です。
また、魚肉は、豚肉や牛肉に比べ、タンパク質が良質とされます。
さらに、実際に牛肉を食べるより、魚肉のほうが吸収率がよく、さらに魚肉ペプチドにすると、吸収率は牛肉をそのまま食べるよりも、さらに吸収率が良いです。
この魚肉ペプチドは、低栄養やタンパク質不足に効果があります。疲労感がやわらぎ、身体をしっかりと支えることからアスリートにも推奨されています。
また、災害などの非常用食料としても使用できます。
下の商品はとても質がよく、定評があるものです。また、購買に際して、いつでも停止ができます。どうぞお試しください。
