高齢者 動脈硬化

昨日は高齢者の肥満の話をしました
高齢者の肥満は現在増加の傾向にあります。

男性はウエスト周囲が85cm以上、女性の場合は90cm以上ならば、メタボリックシンドロームで、内臓脂肪蓄積の可能性があります。

内臓脂肪が増えると、虚血性心疾患、脳血管、動脈硬化、ガンなどの病気にかかるリスクがあがります。また、認知症なども併発しやすいとされます。

適度な運動と食事療法を取り入れながら、予防を図っていく必要があります。

本日は動脈硬化の話です。

〇本日のテーマ 高齢者 肥満症

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。

動脈硬化

動脈硬化とは

動脈硬化とは、体内の動脈が硬くなる症状です。動脈硬化は様々な種類がありますが、普通、「粥状動脈硬化」のことを指します。

動脈硬化は、血液中にLDL(悪玉)コレステロールが多く、HDL(善玉)コレステロールが少なくなると動脈硬化になりやすいといわれています。

動脈硬化になると、心臓の負担が増大し心臓の働きが悪くなったり、血管が詰まったり破れたりして、他の病気を発症し、死亡することもあります。

動脈には、動脈壁が存在します。脂質やコレステロールは動脈壁を通過して取り込まれます。

場合によって、変性、または、余ったコレステロールが、ゴミのような細胞片と一緒に粥(かゆ)状になり、動脈壁の内膜へ蓄積します。

これが動脈硬化であり、この粥(かゆ)状になったものをアテロームとよび、そのアテロームがさらに増殖して、複雑な形で隆起したのが、プラークと呼びます。

プラークは脂質異常糖尿病高血圧メタボリックシンドロームなどの肥満など複数重複することが原因とされます。

動脈硬化の症状

動脈硬化の血管は、老朽化の進んだ水道管にさびや汚れが付着して、破裂したり、汚れが剥がれやすくなると同じ原理です。

さらに、狭い血管では、酸素・栄養素が細胞に十分にいきわたらず、臓器などに悪影響がでます。

症状が悪化し血管が詰まると、血液が流れず、その先の臓器に壊死して、虚血性心疾患(狭心症や・筋梗塞)脳梗塞などの病気を発症します。

また、硬化した血管は破れやすいことから、脳出血などの危険が高くなります。
動脈硬化の進行の程度を知ることは、発症や進行を予想する上で大切なことです。

超音波を使って調べたり、MRIやCTなどを使って調べることや、血管の機能を見る検査もあります。

首の動脈を超音波などで見ると血管壁の厚み、プラークの蓄積具合、血流の速さなどから、進行の程度を知ることができます。機能を見る検査では将来の危険性を予測するなど活用されています。

いずれにおいても、対象となる方それぞれの状況に応じてこれらの検査から選び組み合わせて評価することが重要です。

動脈硬化は全身の動脈で発症します。
股の先や足先などの末梢の動脈で起こると、当初症状がないことが多いのですが、その後、「歩行で痛みがでる。安静時は痛みが消える」といった症状が見られます。

症状が進むと、安静時にも痛み出たり、血液が通わなくなるので、足がつめたくなったりします。

また胸やお腹の大動脈の動脈硬化から大動脈瘤(こぶ状)となり、破裂すると大出血を起こし、命を失います。このほか、解離性大動脈瘤と呼ばれる血管が裂ける症状もあります。これも命を失う危険があります。

また、上記したように、脳梗塞や虚血性心疾患、さらには腎臓病などの病気を併発します。

動脈硬化 改善

動脈硬化 運動

生活習慣を改善していくことで、動脈硬化を遅らせることは可能となります。
運動と食生活の改善などが大切です。

1日30分程度のウォーキングなどの有酸素運動は動脈硬化に良いとされます。
適度な筋肉運動を入れると、太りにくい体質をつくることができます。

コグニサイズのような脳トレを組み合した楽しい運動も可能です。中高年の場合は、過度な運動を気をつけねばなりません。自分にあった運動を心がけてください。

糖尿病や高血圧、メタボ状態にある人は、それに対してしっかりと治療をすることが、動脈硬化の予防にもつながっていきます。

動脈硬化 食事

さば、サンマ、マグロなどの青魚に含まれるEPA、DHA などn-3 系脂肪酸は、体内で作れない必須脂肪酸の一つです。
これらは動脈硬化や血栓ができるのを防止し、血圧を下げる機能があります。

LDL (悪玉)コレステロールを減らすなど、さまざまな作用を持っています。気軽にサプリなどで摂ると、手軽に動脈硬化の防止にもなります。
満足できない場合は、返金保証がついています。

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動脈硬化 塩分

塩にはナトリウムが含有されていて、多く摂取すると、血液の濃度が高まり、血液中に水分が増えます。

そのために、血液量も増え、血管壁にかかる負荷が増大し、血圧が上がります。
余分な塩分の排出するには野菜や果実に含まれている「カリウム」が役立ちます。

つまり、野菜や果実を多くとることが血圧を下げる意味で大切になります。

また、状況によって、塩分を抑えた食事をとる必要があります。外注をすると、料理の手間が省け、美味しい物が運ばれたりします。ご利用ください。安くて、お手軽です。130万食の利用があるので安心です。

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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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