
昨日は高齢者の食事についてお話ししました。
高齢者は身体機能が低下します。食事が取れず、食事量が減ったりします。また固いものが噛みずらくなり、柔らかいものを好みます。
噛む力や飲む力が衰えた場合、さらには、味を感じる機能が衰えた場合に、食事を摂ることをがイヤになったりします。
すると、低栄養を招いたりして、様々な弊害があります。
低栄養状態では、体にさまざまな支障がでてくるので、その前に食事の宅配を頼んだり、さまざまな工夫をされると良いと思います。
本日は高齢者の方を悩ませる「匂い」についてです。
〇本日のテーマ 高齢者 匂い 対策
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
高齢者 匂い 対策
高齢者になると、自分の匂いに悩まされることがあります。加齢からくるものとわかっているのですが、やはり対人関係の中で気になってしまいます。
加齢臭のメカニズムとその防止方法、さらに、40歳ごろから発生するミドル脂臭についてお話しします。
高齢者 匂い なぜ
なかなか人に言えない悩みの一つとして「加齢臭」があります。
加齢臭は、年齢を重ねると生じる中高年の方の匂いで、枯草の匂いなどと言われることもあります。
年齢を重ねると皮脂中のパルミトレイン酸という物質の分泌が増えます。また、一方で、皮脂が酸化して過酸化脂質も増えます。
パルミトレイン酸と過酸化脂質が結合し、加齢臭の元である物質のノネナールが生み出されます。
女性の場合、加齢によって女性ホルモンが減少し、男性ホルモンの働きが活発化されます。
すると皮脂分泌が促進され、加齢臭も発生します。特に、更年期以降は、加齢臭が徐々に匂うようになるとされます。
ストレスも大きな原因の一つです。以前ストレスによる胃腸の不具合の発生を解説しました。それ以外、過剰なストレスにより、皮脂の酸化を促し、加齢臭が強くなることもあります。
匂いが気になり、よりストレスを強く感じ、さらに加齢臭が匂うというパターンにも陥ります。以前お話ししたストレスを弱めることなどをやられると良いでしょう。

高齢者 匂い 対策
加齢臭の対策はまず食事です。動物性の脂肪の摂り過ぎに注意をしなければなりません。
ビタミンC・Eを含む食べ物、また、ポリフェノールを含むものを摂られると良いでしょう。
ビタミンCはレモン等の柑橘類、ビタミンEはアーモンド、落花生等です。ポリフェノールは様々ありますが、カカオの量が高いチョコレートなどです。
また、生活習慣等を整える必要があります。これらには少し時間がかかると思います。その間に、臭い対策のクリーム、スプレーなどをご利用するのが良いと思います。
ミドル脂臭について
ミドル脂臭は、40歳前後から後頭部から首にする古い油のようなニオイです。
汗腺の機能が悪くなり、汗に乳酸が分泌されます。皮脂にある菌により乳酸が分解され、ジアセチルという匂いの成分が分泌されます。
これが、ミドル脂臭になっていきます。ウォーキングなどの有酸素運動を血流を良くすることが大切です。
筋肉運動を組み合わせて、自分に合った限度で行うのも解消法です。
成長ホルモンの分泌に役立ちます。
これらの運動は、高血圧症、動脈硬化、虚血性心疾患、脳梗塞(脳出血)、高脂血症、コレステロール等の調整に役立ちます。
ところで、更年期の女性に多い「ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)」による発汗などには乳酸が多く含まれています。
エアコンの部屋で長時間いたり、運動不足では汗腺の機能が悪くなり、ミドル脂臭が発生しやすくなります。
また、腸の調子が悪いと臭いが発生しやすくなるともいわれています。普段から生活習慣を整えて、内臓の調子を良くして、臭いを抑えましょう。
高齢者 匂い取り おすすめ
なお、ストレスを弱めたり、体の機能が整うまでは、日数がかかると思います。以下の匂いを抑える商品(男女兼用)をご利用すると良いでしょう。
下記の商品は、商品が気に入らない場合は、60日間全額返金保証が付いています。
まず、使ってみて決めるのもアリだと思います。気にいらなければキャンセルをすると良いと思います。
私も使っていますが、満足をしている商品です。

(上のものは男女兼用です)
女性の場合は「加齢臭」という表示があまりありませんが、臭い対策のものです。低刺激で、無添加の肌にやさしいものです。ご利用ください。
