
高齢者が入院する場合、症状が重くなった場合、そのまま介護に移行することもあります。
脳血管の疾患などの場合は、場合によっては、意思疎通が周りにできなくなる可能性があります。
そのために、様々な自分の意思をエンディングノートに書いたり、親族なのどと財産の管理の打ち合わせをしておくことが大切です。
また、病気にかかっても、早期発見、早期治療が、心身にも良いし、経済的にも出費を防ぐことになります。
一年に一回(または半年に一回)検診をうけのが良いのですが、病院で検査を受けられない人は、次のような検査があります。多くの方が利用されています。
生活習慣病のほかに、ガンもわかるそうです。
〇本日のテーマ 高齢者 社会活動
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
高齢者 社会活動
高齢者 社会活動 実態
高齢者が参加する団体は、第1位が町内会などの自治会で、現在は約4人に1人がそこで活動をしています。
自治会や町内会に活動ので、程度の差こそあれ、「地域との付き合い」が生まれています。
しかし、年々町内会などよ自治会への参加が低下しているようです。
その結果として、高齢者が地域のコミュニティから孤立する様子があちらこちらに散見されます。
さらに、スマートフォンが普及し、地域での「近隣との付き合い」よりも、インターネットや、ラインを通じ通じて遠い友人とのやりとりをします。
人間関係が濃い町村地域でも、「近所付き合い」は徐々に減少しているとの話を聞きます。
高齢者 支える人
内閣府が行った調査では、「70歳以上である場合は、他人に支られるべき状況」との意見が多く、「女性は80歳になると支えられるべき状況」との意識を持つ人が多いとされます。
さらに、高齢の女性では「子どもに頼りたい」との回答が多いとのことです。
このような場合で、親を介護をするようになったり、または、介護施設に入所することなどが将来起こるかもしれません。
元気なうちにいろいろなことを話し合うことが大切です。
一方で、子どものいない女性や男性では、「日常の用事で他の人に頼りたいと思わない」という回答が多いという結果になりました。
子供以外では、「友人」、「兄弟姉妹、親戚」、「その他の人」が10%~20%となっています。

高齢者 社会活動 メリット
高齢者のグループ活動は、年々増加しています。特に、男性が多い傾向にあります。
属するグループは、健康やスポーツ、趣味、地域の行事等々多岐にわたっています。
このようなグループ活動や近所付き合いが、閉じこもりを解決する糸口となります。
また、近所の人との情報の交換やグループ活動は、他者とのコミュニケーションをもたらし、生活に張りをもたらします。
特に男性の場合、奥さんに先立たれた時に、地域との交流がない場合は全くの孤独に陥ります。それを避ける意味でも、普段から地域との交流は大切になってきます。
また、交流することで、「他人とのつながり」を実感でき。身だしなみやオシャレにも気をつけるようになり、気持ちが若やいできます。
うつ病などの症状を避けることにもつながります。
また、他者のために地域活動をしているとの意識を持ち、自己肯定感がたかまるでしょう。
さらに健康増進にもつながっていきます。
認知症の予防には、他者とのコミュニケーションが欠かせません。認知症予防にもつながります。
また、高齢者が互いの健康状態や、「今日の集まり、◯◯さんが来ていないね。連絡をしてみようと、見守りの機能も果たします。
動機づけをうまく利用して、参加のモチベーションを上げるのも良いでしょう。
生涯学習
生涯学習とは、生涯に行う学習をいいます。学校教育、社会教育、文化的な活動、趣味や習い事なども含まれます。
内閣府が出す高齢社会白書から、生涯学習を行った60歳以上の人は全体の40%以上とされています。音楽、美術、スポーツ、教養等々多岐に渡っています。
生涯学習により、「人生の豊かさ」「健康を維持や増進」を感じる人がている人も60%近くになるとされます。
健康状態を良好に
内閣府の調査によると、高齢者の主観的(心の中の)な健康状態が良い人は、よく外にでかけ、他者と会話をして、社会的な活動に参加することが大切とされます。