高齢者 糖尿病

昨日は、長寿遺伝子と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」について述べました。

哺乳類には、7種類のサーチュインがあり、そのうちの1つのSIRT1はインスリンの分泌を促進させ、糖や脂肪の代謝を増大させます。

サーチュイン遺伝子の働きにより、視力の低下の防止、認知機能低下の防止、心臓血管障害の防止、ガンの発症の防止、糖尿病の防止、難聴、サイコぺニアの防止が見られます。

サーチュイン遺伝子の活性を促す場合、腹八分目など食べものは少なくするのが良いでしょう。
また、レスベラトロールがサーチュイン遺伝子を活性化させるといわれています。

本日は糖尿病の話です。

〇本日のテーマ   糖尿病

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。高齢者 

糖尿病

糖尿病とは

糖尿病とは、血液中の糖の値(血糖値)が基準を超えて高い状態をいう。
食前の血糖値は70から100mg/dL程度です。

しかし、空腹時の血糖値126mg/dL以上、または、食事後の血糖値200mg/dL以上のどちらかの場合、さらにHbA1c(国際標準値)が6.5%以上の時は糖尿病の可能性が高いとされます。

血糖値が160から180mg/dL程度までになると、尿に糖が含まれます。初期の状況では、尿に糖が含まれないことも多いです。

また、血糖値が高いと、認知症が進行する原因になるとされています。

糖尿病 原因

体内に取り入れられた糖分は、インスリンの働きにより細胞内に取り入れられ、エネルギー源になります。糖分がエネルギー源に変換される分、血糖値が下がります。

ところが、インスリンの働きが悪いと、細胞内に取り入れられる糖が少なくなり、エネルギー源に変換されなかった糖が血液中に多量になり、血糖値が高い状態が続きます。

インスリンの減少の原因は、「膵臓の機能の低下」「インスリンそのものの機能低下」が挙げられます。

●膵臓(ひぞう)の機能の低下
膵臓の機能が低下すると、インスリンの分泌量が減ります。
インスリンそのものが減少するので、糖をエネルギー源にする働きが悪くなり、血液の中の糖が増加します。

●インスリンそのものの機能低下
 運動不足、飲酒が多い、ストレス過多などで、内臓に脂肪がたまり、内臓脂肪からインスリンの機能を弱体化させる成分が分泌されます。

また、インスリンの働きを良好にする成分の分泌が減り、インスリンの機能が悪化します。

糖尿病の種類 

糖尿病は、1型糖尿病と2型糖尿病があります。
日本人の糖尿病患者のほとんどは(約95%)は、2型糖尿病と言われています。

●1型糖尿病
 自己免疫の異常などから、膵臓の細胞が壊れたことにより、インスリンの分泌がなくなります。
 何歳でも発症し、急激に悪くなります。体系はどちらかと言うとやせ型の人が多いです。治療はもっぱらインスリン注射です。

●2型糖尿病 
 遺伝や生活習慣病から発症します、インスリンの分泌低下や、肥満等でからインスリンが機能場合
 いつの間にか発症して、初期症状に気づかないことが多い。
 肥満の場合もあるし、やせ型の体形の場合もあります。

糖尿病 症状

糖尿病は、初期症状として「喉の渇き」「多尿」「倦怠感」「体重減少」などが見られます。

更にほおっておくと、合併症(視力低下・失明、手足の痺れ、腎機能低下による透析の可能性)などが出てきます。

さらに立ち眩み、足のむくみ、感染症にかかりやすいなどもあげられます。

また、認知症やがんなどとも関連があります。注意が必要です。

糖尿病 予防

膵臓を休める

膵臓の機能の低下を防ぐためには、膵臓を休ませることが必要になります。そのためには、夜遅くに食事(特にカロリーのあるも)を取らないことが肝要です。

夜遅くに食事を摂ると、翌日まで高血糖が続くので、膵臓はインスリンを出し続けなければなりません。

疲れ切ってしまい、昼間も血糖値を下げることができなくなってしまうのです。
 また3食を食べ、間食をしないようにします。腹8分目を守ると、長寿遺伝子が働き出します(また、オートファージも作用します)。

また、運動をすると、少量のインスリンで血糖値を調整できるようになります。筋肉量の増大により、糖を機筋肉が消費し、血糖値の上昇が抑えられます。

食事は糖分やカロリーに注意

上記しましたが、腹八分目がとても大切です。また、少ない量の食事は、長寿遺伝子のスイッチを入れることもあります。

コーヒーに入れる砂糖などは控えるように。カロリーカットの人口甘味料などを考えても良いかもしれません。

なるべく、洋風の食事を控えて、和風にしましょう。揚げ物、バター、マーガリン、あと料理に使う油にも注意をしてください。

野菜、海草、玄米、キノコ類などを積極的に摂取をする。ゆでる、蒸すなどの料理方法を考えましょう。

牛肉より豚肉、豚肉より鶏肉という選択をしましょう。 

運動は、有酸素運動と筋力トレを併せて

筋力トレによって筋肉量を増やすと、インスリンの効果が増大し、血糖値は下がります。

また、ウォーキングなどの有酸素運動をすると、筋肉の中の血流が増え、ブドウ糖が細胞の中に取り入れ、インスリンの効果が増大し、血糖値は下がります。

筋肉運動をして疲れることで成長ホルモンの分泌が増加して、快眠や様々な病気を防止することが期待できます。

早めの発見、治療を

上記しましたが、日本人のほとんどは、2型糖尿病が多く、いつの間にか発症し、進行している場合が多いです。

どんな病気もそうですが、早めの病気の発見と治療が大切になってきます。

ただ、仕事が忙しく病院に行けない人や、女性などで医師でも相談をしにくい人は、下の検査キットがお勧めです。

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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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