高齢者 膝の痛み

昨日は関節リュウマチの話をしました

関節リウマチは免疫反応により関節の内面の滑膜かつまくに炎症が起こる全身性の自己免疫の疾患です。

滑膜の炎症により、滑膜が増えて周りの軟骨や骨を溶かし関節に炎症が起ります。

そのため、癒合、脱臼などの関節に変形がおこります。

ストレスに注意をしながら、食事と睡眠に注意が必要です。また、体に異常を感じたら、早期に医師を尋ねることをお勧めします。

本日は、高齢者に多い、変形性膝関節症の話です。

変形性膝関節症

以前骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の話をしました。この骨粗鬆症のほかに、高齢の方がお困りの症状に、膝の痛みがあります。

40歳、50歳に加齢による膝の痛みを感じる人が多いです。

坂道や、階段を移動する時など、膝に負担がかかる時に痛くなることがあります。

リウマチなどの原因もありますが、高齢による膝の痛みは、変形性膝関節症が多いとされます。

膝に違和感を覚え、ひどくなると安静にしても、痛みが走る状況になることがあります。男性より女性のほうが発症する場合が多いとされます。

変形性膝関節症 症状

初期の頃は、痛みが出ても、すぐに痛みがなくなり、気にならないことも多いです。

しかし、症状が進行すると、階段の上り下りが難しくなったり、歩き出しに痛みが起こることがあります。

さらに症状が進行すると動かなくても痛みが続いたり、膝を伸ばすことができなくなります。また、歩くことも難しくなります。

また、腫れたり、水が溜まることもあります。

変形性膝関節症 原因

変形性膝関節症の発症の原因には、「関節の軟骨が老化すること」「肥満による体重負荷」「遺伝よるもの」「半月板損傷などの外傷によるもの」「感染症による関節炎」などが考えられます。

特に高齢者の場合は、関節の軟骨の老化が多いです。

関節軟骨は、骨と骨の間にあってクッションのような働きをします。
それが、老化とともに、弾力性を失ったり、すり減ったりします。

関節軟骨のすり減る様子は、関節の外・内側のどちらか、また両方がすり減ります。

けがや病気の場合は、外側がすり減り、加齢・肥満・O脚の場合は内側がすり減ると言われています。

なお、膝関節にかかる体重は、内側が70%、外側30%です。そのため、肥満による体重負荷がかかるときは、膝関節の内側がすり減ります。

変形性膝関節症 注意点

変形性膝関節症は激痛が起こる時もあれば、痛みをあまり出ない時もあります。

ただ、痛みが弱いので、放置すると、どんどん不具合が進行していきます。

関節軟骨は、すり減ると元には戻ることはありません。膝に違和感があったらすぐに医師に連絡をしてください。

変形性膝関節症 予防法

まず、膝関節に負担をかけないことです。まず、膝の曲げ伸ばしなどのストレッチなどが良いでしよう。

関節は使わないと硬化します。そこで、ゆっくりとしたストレッチなどで、膝関節の屈伸を行ない、柔軟さを保つことが大切です。

特に長時間座っている方は膝関節を動かす機会が少なくなるため、屈伸運動を積極的に行ないましょう

さらに、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えたり、体重を減らしすことも予防につながります。

また、膝に暖かい濡れタオルをあてて温めてたり、姿勢を正しくして歩くことも予防に役立ちます。

膝関節を痛めているときは、強い運動や、正座などは避けたほうが良いでしょう。

変形性膝関節症 ストレッチ

加齢による膝の痛みは、たいてい、膝関節の軟骨のすり減りが原因です。

膝の痛みの予防には、上記したように、屈伸運動が有効となります。膝関節に負担をかけないように注意しながら、優しくストレッチをしましょう。

ただ、膝を屈伸すると痛みがすでに出る場合は、屈伸をせずにそのまま医師の診察を受けると良いでしょう。

また、痛みが小さくても、早期に整形外科の受診が大切です。日常生活での対策と医療機関の治療を組み合わせ、膝に注意をして、日々をの生活送ってください。

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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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