
高血圧は心臓の疾患、脳梗塞、認知症、糖尿病等、さまざまな病気を引き起こす可能性があります。
塩分の多い食事をとることや、睡眠不足、運動不足、強いストレスがかかるなど、要因はいろいろです。
特に高齢者は、脂質異常などから動脈硬化を起こし、血管の柔軟性が衰えると、高血圧を発症しやすくなります。
高血圧をそのまますると、脳卒中、心臓疾患を発症し、命を落としたり、一度かかると後遺症に苦しむことになります。常日頃から血圧を把握し、異常があったら、医師の診察をうけるのがよいでしよう。
動脈硬化の予防は、すでにお知りかもしれませんが、DHA(EPA)が有効です。医学的にも証明されています。
適宜利用して、健康を保ってください。
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動脈硬化などの予防として毎日、マグロのトロを3から5切れ、ブリを7から8切れとされます。一日とか二日取るなら、良いですが、毎日ずっと取り続けるとなると無理があります。
そこで、サプリとしてDHAをとる方法があります。ただ、自分に合わない時は、お金が無駄になってしまう心配があろうと思います。
そこで、以下の「ナチュレライフ Dr.Mari」のDHAでは、30日分のお試しがあります。満足がいかない時は、返金をしてもらえばよいです。
これで、自分に合うかどうかを試してみるのも良いと思います。
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本日は、高齢者の自律神経の話です。
〇本日のテーマ 高齢者 自律神経
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
高齢者 自律神経
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、内臓、代謝、体温などをコントロールしています。
交感神経は昼間に活発になり、副交感神経は夜間や活発になります。2つの神経の作用によって、心や体の動きが変わってきます。
交感神経が優位になると血圧上昇、瞳孔拡大などがおこり、心と体が活発化します。
一方、副交感神経が優位では、血圧下降、心拍数減少などがおきます。。瞳孔収縮などが起こり、心と体が鎮静化します。

交感神経と副交感神経が、うまくバランスを取ることで、人は健康に過ごせます。
2つの神経のバランスが保たないと心身に影響が出てきます。
人間関係や仕事の精神的なストレス、過労、昼夜逆転などの不規則な生活等がバランスを乱します。
自律神経失調症
「自律神経失調症」とは、自律神経の乱れにより、不安・緊張感が亢進し、倦怠感、吐気・多汗、頭痛、動悸や不整脈、肩こり、手足のしびれなど、多様な症状が心身におこります。
臓器も不調になります。過剰な胃酸分泌から胃痛みや胸やけを起こす「神経性胃炎」が起こります。
さらに、腸のぜん動運動異常からの腹痛・下痢・便秘をおくす「過敏性腸症候群」などが良く聞かれる症状です。
また、「過呼吸症候群」を発症すると、浅い呼吸を繰り返し、息苦しさを覚え、めまいや手足のしびれが現れます。
絵で表すと次のような症状が現れます。

自律神経 老化
自律神経も老化をします。老化により、上に記した、倦怠感、不眠、発汗、頭痛などの症状が出たり、疲れやすくなります。自律神経のはたらきは年齢を追うごとに急激に降下し続け、機能を回復することは難しいと言われています。
自律神経を整える
●リラックス
強いストレスを感じると交感神経が過剰に働いていることから、リラックスをして、副交感神経が優位に働くようにすることが肝要です。
例えば、ゆったりとした音楽を聞いたり、ぬるめのお風呂に入ると副交感神経が優位になります。
以前、脳にα(アルファー)波を出すと、脳の血流が増大し、認知症予防になることを述べました。
リラックスすることは認知症予防にもつながります。
また、常日頃からゆったりとする習慣を身に付け、楽観的に物事を考えることをしてください。
規則正しい生活がなされていると、身体のリズムが整ってきます。
忙しくても、決まった時間に食事をして、睡眠時間を7時間前後確保することが大切です。
●睡眠の質を上げる
睡眠の質を改善するために、乳製品やごまなどを食し、副交感神経を優位にするマグネシウムを含む豆腐やナッツ類などをたべるのが良いです。
さらに、牛乳などに多く含まれているカルシウムは神経の伝達に関わり、神経細胞の興奮を抑えます。不足すると怒りっぽくなります。
以前、認知症には、ビタミンCやEが良いことをのべました。ビタミンCはストレス対策に良いです。ビタミンAやEは自律神経を整えます。
レバーなどはビタミンA、ビタミンEを多く含むのは、アーモンドやオリーブオイルなどです。
●日光を浴びる
朝、日光を浴びて、体内時計を整えるのが大切になります。日光を浴び、幸せホルモンの1つであるセロトニンというホルモンが活性化され、自律神経を整えられます。
乱れた体内時計もリセットされ、生活のリズムを整えてくれます。
●適度な運動
適度な運動で血流も改善され、セロトニン等も活性化されます。
運動なら疲労回復因子の働きで、結果的に疲れがとれます。また筋トレと有酸素運動を合わせることで、成長ホルモンの分泌が望めます。
毎日行うことで、疲労しにくい体になっていきます。無理をしない範囲でおこなってください。楽しんで行えるコグニサイズもあります。
●食事に注意する
上記した睡眠の質を上げる食べ物のほかに、自律神経の調整には、ビタミンやミネラルが大切です。
セロトニンは、体内で貯蔵できず、食事から摂取する必要があります。
そのために必須アミノ酸のトリプトファンを含む食物や、セロトニン生成に不可欠なビタミンB6、マグネシウム、炭水化物などを摂る必要があります。
トリプトファンは、マグロ・カツオ・牛乳・豆腐・ナッツ・バナナです。ビタミンB6は、マグロ・カツオ・ニンニク・ゴマ・焼きのりです。
マグネシウムは、マグロ・カツオ・たらこ・キノコです。
●腸内の環境 整える
以前認知症には、腸内の環境を整える大切さを述べました。自律神経の調整も同様です。
便秘や下痢で腸の状態が悪いと、副交感神経の働きも悪くなります。栄養がうまく運ばれず、体調不良を引き起こしやすです。
朝起きたら水を飲んだり、適度な運動をしたり、乳酸菌や食物繊維を良くとってください。
●首を温める
首を温めると全身の血流が改善されます。首や肩のコリなどをも改善されます。副交感神経も活性化され、心身のリラックス感が得られます。