
昨日は高齢者の一人暮らしの話をしました。
高齢になって一人暮らしをする際に、病気、災害に合うことなどの不安があります。
病気の場合は、出来るだけ初期に病気を発見して、治療することが大切になります。
下のキットをご利用ください。早期発見に役立つと思います。

また、認知症になった場合、自分の認知症に気が付いてくれる家族がいないと、認知所がどんどんと進行することになります。
認知症は自分で気づきにくい側面があります。注意点はこちらをクイック。
そこで、様々な機関の見守りサービス、食事の代行サービスの利用されると、自分の老後という大切な時間を貴重に使うことができます。
本日は「訪問介護」の話です。
〇本日のテーマ 訪問介護
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
訪問介護
以前、介護の施設の話や、地域密着型の介護施設を述べました。
介護施設に入居する方法もありますが、ホームヘルパーなどに、家庭まで訪問してサービスを受ける方法もあります。
1人暮らしをする場合もそうですが、家族と暮らす場合も利用できます。
訪問介護ではなく、施設に入る観点をのせておきます。クイックでどうぞ。また、参考までにグループホーム・ケアハウスもどうぞ。
訪問介護とは
訪問介護は、利用者が自宅で自立生活を送ることが可能なように、ホームヘルパーなどの訪問介護員が自宅を訪問し、食事・入浴などや、掃除・洗濯などの生活の援助をします。
契約をした訪問介護サービスの事業所から、初任者研修を終え、資格所有しているホームヘルパーや、介護福祉士などが訪問します。
訪問介護 仕事内容
訪問介護でのサービスは、通常「身体介護」・「生活援助」の2種類です。
・身体介護
「身体介護」のサービスとは、身体に直接触れる介護です。
たとえば、食事介助、入浴介助、排泄介助、歩行介助、更衣介助、ベッドなどから車椅子などへの移乗介助、起きる・立つ・歩くなどの移動介助などです。
また、一定の研修過程を修了すると訪問介護員がたんの吸引や経管栄養を行うことが可能です。
・生活援助
生活援助とは、家事を遂行するのが、難しい場合の日常生活支援のことです。
具体的には、そうじ、洗濯、食事準備(買い物代行、調理、片付け湯)、医療行為にあたらない血圧測定、爪切りなどです。

時間、頻度
一日に2回以上の訪問介護の利用は、訪問介護の間隔を2時間以上空ける「2時間ルール」の規定があります。
2時間空けない場合、前後2つの訪問介護を1つの介護となります。
訪問介護ができる時間帯(夜間や土日祝日も可能か)は、個別に連絡を取って尋ねてください。
ただし、本人の日常生活などに関わらないものや、専門的な医療行為等の訪問介護サービスはありません。
費用について
訪問介護の種類による料金にサービスをうけた時間をかけて、加算料金を足した料金が費用になります。
また、介護保険を利用する場合は、基本的に1割負担になりますが、所得がある程度あるときは、2割以上の負担になります。
負担割合は、市区町村の交付する負担割合証でご確認をしてください。
訪問介護 対象者
要介護認定1から5を受けた方が訪問介護を受けることができます。
ただ、「要支援1は週2回まで」の利用の制限を課せられているところもあります。
要支援認定1また2の人は、介護になるのを予防するための生活援助としての訪問介護を利用できます(身体介護でなく生活援助です。
訪問介護 手続きの仕方
①申請書に記入のうえ、市区町村の窓口に申請します。
家族や地域包括支援センター等の申請代行も可能です。
②申請日から一月以内に市区町村から介護サービスを受ける本人へ通知がきます。
③要介護1以上の場合は、事業所(居宅介護支援事業所)にケアマネジャーの選任を依頼します。ケアマネジャーは、本人の自宅に訪問し、面接後、ケアプラン(介護サービス計画)を作成します。
ケアマネジャーは、本人や本人の意向に沿わないと、ケアマネジャーを変えることができます。
④ケアプランに従って、訪問介護をする事業者と契約を結びサービスの開始をします。
訪問介護を受けるにあたって大切なこと
●訪問する職員と意思の疎通を十分に図れるか
●事業者、訪問介護員ともども、本人の希望を把握して、応えてくれるかどうか。
●訪問介護の仕事内容と、費用などの説明が十二分になされているか。
●ケアプランに従った訪問介護がなされているか。
●本人や家族の意向に沿って、柔軟に介護を変更してくれるか(いつでもキャンセルできるかなど)。
●実際に訪問介護が始まって、当初覆っていたことと違って違和感を覚えた場合、柔軟に対応をしてくれるか。