
高齢者がうつ病にかかったと思って、医師のところにいくと実は、認知症であったりする場合があります(逆の場合もあります)。
さらに、うつ病と認知症の両方にかかっている場合もあり、この場合は、治療や支援は困難を極めます。
このうつ病と認知症の区別はとても難しいので、高齢者の方が「気分が落ち込んでいる」等の状況が見られたら、専門の医師の診断を仰ぐことをお勧めします。
うつ病、認知症どちらの場合でも、早期発見、早期の対応は、症状を遅らせたり、防止に役立ちます。
本日は脳の老化の防止としての、「レスベラトロール」という物質です。
〇本日のテーマ 高齢者 認知症 予防
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。高齢者
レスベラトロール
レスベラトロール
レスベラトロールに脳の老化に有効であるとの報告があります。
レベラトロールとは、ポリフェノールの一種で、体がさびない抗酸化作用の働きをします。つまり、ガンの予防にも効果があります。
含まれている食物は、ココアパウダー、赤ワイン、黒ぶどうの種や皮、ピーナッツの薄皮などです。
植物自らが紫外線のストレス、さらには病気から自分を防御するための防御成分です。
レスベラトロールは、長寿遺伝子のスイッチを入れるはたらきがあります。すなわち体の酸化を防ぎ、体の長寿の働きを促します。
レスベラトロールは、トランス型とシス型があり、トランス型が特に有用とされています(トランス型の方が研究が進んでいるせいと指摘する研究者もおります)
赤ブドウ、オリーブオイル、大豆レシチンなどのアレルギーのある人は、避ける方がけんめいです。

レスベラトロール 効果
レスベラトロールは、アルツハイマーの原因のアミロイドβの分解を強く促進するとの報告があります。
また、最近では、記憶に関係する海馬の機能が改善、再生することがわかっています。
その他にもレスベラトロールの認知症への効果の研究と報告がなされています。
また、レスベラトロールは細胞の酸化(老化)を防ぎ、肌弾力を良くする効果があるとされます。
さらに、血流改善や血糖コントロールなどに有用であり、生活習慣病の予防にも役立ちます。肝臓脂肪の減少、血圧の低下、ミトコンドリアが活性化します。
上記したように、長寿遺伝子を活性化させ、その上、メタボ、EDや男性更年期障害に有効であるとされます。糖尿病への効果は、現在米国が臨床研究をしています。
レスベラトロール サプリ
サプリを選ぶときも、「トランスレスベラトロール量」と明記されているものが大切で、「イタドリ由来の成分が含んでない」「合成品でない」さらに食品補助食品認定のものがよいとされます。
原料がイタドリの場合、不純物が多く含まれている可能性があります。
また、サプリメントでも、医薬品のハーブなどには、飲み合わせが悪いことがあります 。
継続して飲むことが効果が期待できると、研究報告があります。時間はいつでも飲んで良いとのことです。
以下、レスベラトロールのサプリをご紹介します。エストロゲン等の成分が入っています。長く飲むことで脳の老化を防いでいきます。
また、全身の血管、血液の状態が良くなっていくと考えます。
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