高齢者 高血圧

昨日は、脳梗塞の話をしました

「脳梗塞」とは、脳の動脈がつまって、血液がいかない部分の脳細胞が壊死する病気です。

血管の障害の原因は、高血圧、脂質異常、糖尿病慢性腎障害などが挙げられます

生活習慣の乱れから発展することか多く、動脈硬化を進行させ、脳梗塞を発症させます。

無自覚のまま進行するので、定期的に健康診断を受けることが必要です。
放置すると、さらに悪化をすることから注意が必要です。

本日は高血圧の話をします。

〇本日のテーマ 高齢者 高血圧

〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。

読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。

高齢者 高血圧

高血圧

血圧とは、血管にかかる血液による圧力のことです。

血圧には、心臓が収縮して血液を送り出すときの「収縮期血圧」と、心臓が拡張したときの「拡張期血圧」があります。

収縮期血圧を「最高血圧」、拡張期血圧を「最低血圧」ともいいます。

140㎜Hg以上の最高血圧、90㎜Hg以上の最低血圧のとき、高血圧とされます。

高血圧は、糖尿病、脂質異常ともに、認知症を引き起こしやすいことを以前説明しました。また、動脈硬化や心臓の疾患を引き越しやすいです

高血圧 原因

血圧は、心臓からの血液の量である心拍出量と、血管の太さ、血管の壁の弾力性によって決まります。

多量の血液が送り出されると、血管の壁に高圧力がかかり高血圧になります。または血管が硬く細くなると血圧が上がります。

さらに生活習慣の乱れから起こることもあります。以下の原因があげられます。

・塩分の多量の摂取
・暴飲暴食をすること
・深酒をすること
・ストレスがかかること
・自律神経のバランスを崩すかと
・運動をしないこと(少ないこと)
・睡眠不足
・体重過多、肥満
・喫煙の習慣
野菜や果物不足など
・遺伝による原因

では、高齢者が高血圧になりやすい理由は何でしょうか?
上に述べた、「心拍出量」と、「血管の太さ」、「血管の壁の弾力性」のうち「血管の壁の弾力化」が失われることにあります。

すなわち、血管が老化し、動脈が硬くなり、弾力性が低下する動脈硬化が原因となる場合が多いです。

本態性高血圧

腎臓や神経系に遺伝的な原因があり、それに加えて塩分の摂取しすぎや過食、生活習慣ほ乱れなどの要因が加わり発症するのを「本態性高血圧」と言います。


また、原因があって高血圧になる場合を、「二次性高血圧」と呼びます。

腎臓や内分泌の疾患などがあたります。二次性高血圧では、原因の病気が治癒すると、血圧が下がることが多いです。

高血圧症 症状

多少血圧が高い場合なら、自覚症状がない場合が多いです。

かなり血圧が高い場合は、めまい、肩こり、頭痛などが起きやすいです。

だが、このような症状は、血圧が高い以外でもおきます。普段から検査を受けたり、自分で血圧を測定する必要があります。

高血圧 改善

・適度な運動の大切さ

高血圧を予防する運動は散歩やウォーキングなどの有酸素運動が適しています。

転倒防止のために、足首を柔らかくするなどのストレッチを併用されるともいでしよう。

無理のない範囲で行うこと良いでしょう。認知症予防とかねて、コグニサイズという方法もあります。

ストレッチで筋肉と一緒に血管を伸ばして、血液が流れやすい状態になると、血圧の低下にもつながります。

但し、ウェイトトレーニングなど、重い物を持つ運動や、息をつめて力む動作は、血圧が上昇し、心臓に負担かかり、高血圧の運動としては、不適です。

・腹式呼吸の有用性
高血圧の人の呼吸の特徴は、回数が多く、浅い場合があります。ヘソした数センチの所に心を持っていき、腹式呼吸をすると血圧を下げます。


また、深く腹式呼吸をすると、自律神経が整ってきます。長い吐息は副交感神経が優位になり、血圧が下がるとされています。
長生きは、「長い息」がコツです。

・適切な睡眠
寝不足など、睡眠に乱れがあると、交感神経への刺激を常に受け続け、血管の収縮し、心拍出量の増大を招き、血圧が上がります。
適切な睡眠が大切になります。

・急激な温度変化の危険性
血圧は温度変化に敏感です。温度差がとても大きい間を移動して、急激に体温が下がると末梢神経が収縮して血圧が上がります。

冬場に寒いトイレやお風呂場で、脳卒中になるのも。この作用があります。

コレステロール・中性脂肪のコントロール

善玉(HDL)コレステロールが低くなったり、悪玉(LDL)コレステロールが高くなると、動脈硬化が進みます。
また、中性脂肪過多も動脈硬化を引き起こします。動脈硬化を引き起こすと、上記したように、血管の柔軟性を失い、血圧が高くなります。

糖質・脂(オメガ3など)等の割合も考える必要があります

サプリなどを使って、コレステロールや中性脂肪の増加を抑える方法も有用と思います。
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塩分のコントロール
やはり、塩分のコントロールも大切な高血圧の対処方法です。しっかりとしたコントロールが大切です。

もし、自分でコントロールが大変な場合は、夕ご飯の支度と合わせて、業者に頼むのも一つの手です。塩分コントロールと、ご飯の支度をしない空いた時間でゆったり過ごしてください。
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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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