高齢者 毛細血管

昨日は、老化をして細胞分裂ができなくなり、体に残ったままでいる老化細胞の話をしました。

老化細胞が体の中にあると、炎症を起こしたり様々な悪さをします。
細菌の研究で、この炎症が認知症も引き起こすともいわれています。

様々な研究の結果、GLS1という物質を阻害すると、老化細胞が体から排出されることが分かってきました。

マウスの実験では、GLS1という物質を阻害して、老化細胞を身体から出すと、マウスの身体に若返りが見られたと言われます(ただ、寿命が延びたかどうかは、不明で今後の研究になります)。

食物では、カボスという果実にに含まれているウンベリフェロンという物質が、GLS1を阻害の働きをすると言われています。

本日は、毛細血管の老化についてお話します。

毛細血管 老化

毛細血管 老化 原因

毛細血管は、体内の細胞に酸素・栄養を運び、老廃物の回収をしています。血管全ての99%が毛細血管であり、全ての毛細血管を一本にまとめると10万キロ(地球2周半)の長さになります。

その毛細血管が衰えると、栄養や水分が漏れ、血液が流れず「ゴースト血管」となり、やがて消失します。

毛細血管が老化したり、減少したりすると、栄養や酸素が行かない上に、二酸化炭素や老廃物が排出されないことから、脳、腸、腎臓等、様々な内臓の老化に直結します。

脳が老化すると認知症につながり、腸が老化すると免疫機能の劣化等々が起こってきます(脳と腸はつながっていることは以前お話ししました)。

また、脳の老化を調べる簡単な方法があるので、こちらをご覧ください

つまり、老化は毛細血管から始まり、さまざまな病気が現れることになります。

また、血液が届かないので体温調節が出来なくなります。冷え性、むくみなど、体の不調を引き起こします。

毛細血管 老化 対策

毛細血管は「Tie2(タイツー)」という酵素を活性化すると、毛細血管の老化がしにくくなります。

Tie2受容体型チロシンキナーゼで、最近血管の「ゴースト化」に関連していることわかっています。

毛細血管の老化対策として、Tie2を活性化する成分を含む食物を積極的に取りましょう。

Tie2は、「アンジオポエチンー1」という物質により活性化されとします。このアンジオポエチンー1は加齢とともに減少して、一説には45歳から急激に減るとの報告もあります。

そこで、アンジオポエチンー1を身体の外から食物として口にすることが大切です。


●Tie2を活性化する成分を含有する食物

Tie2を活性化するアンジオポエチンー1を含有する食物として、「ルイボスティー」「シナモン」「ヒハツ」などが挙げられます。

【ルイボスティー】
血管の救世主ともいえるものです。
毛細血管の強化、血流の改善、血管の酸化を防止に良いです。沸かして冷蔵庫で冷やして常備して、喉が渇いたら飲むなども良いでしょう。

【シナモン】
鉄などが豊富な香辛料。香り成分が毛細血管の老化防止に役立ちます。
シナモンは、目安として、1日3グラムまでとしてください。それ以上は肝臓に負担がかかり却って、健康を害します。

【ヒハツ】
黒こしょうの元となる香辛料です。血流を改善して、血圧を下げます。こちらも取り過ぎに注意が必要です。胃腸に負担がかかるので、1日数グラムを目安にしてください。

健康状態の把握から

まず、今の自分の身体の状態を把握してください。
働いていて、機会があれば、定期健康診断が職場などで実施されると思います。

しかし、そうでない場合(例えば、専業主婦でパートに出ている場合等)は、健康診断がない所に努めている場合は、知らず知らずに病気が進行している可能性があります。

まず、自分の健康状態を把握したのち、健康であれば、現状を維持、または向上させるために、毛細血管の健康を実施すると良いでしょう。

ただ、残念ながら、病気に罹患(りかん)している場合は、医師の診断や助言を受ける必要があります。まず、健康の状態の把握をしてください。
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ターボん について

博士(心理学)、公認心理士、臨床心理士 カウンセリングを通して、さまざまな人の悩みの解決にかかわってきました。ブログを通して、様々な心理学の事象に答えていければと思っています。 申し訳ございませんが、時間の関係上、多数の人からのコメントに返答できないので、コメントができないようになっています。よろしくお願いします。
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