
食品の機能性の表示は「特定保健食品(トクホ)」と「栄養機能食品」、「機能性表示食品」があります。
特定保健食品とは、科学的に健康増進や維持があることが認められるものです。
また、栄養機能食品は、一日生活を送るのに必要な「栄養の成分が不足」する場合、その「栄養の補完」に利用できる食品です。
機能性表示食品とは、消費者が食品の特徴・機能を正しく認識し、目的にあった商品を選べることを目的として、商品に表示されるものです。
機能性表示食品は、安全性・有効性の根拠の情報等を消費者庁へ届出をします。あとは、事業者の責任で機能性の表示をする食品です。
有効に活用することで、より健康的な食品を摂取できます。
本日は、脂質異常症の話です。
〇本日のテーマ 脂質異常症
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
脂質異常症
脂質異常症とは
脂質異常症は、血液中の中性脂肪・コレステロールなどが過多、または過小状態をいいます。
血液には脂質の種類の「コレステロール」「中性脂肪」「リン脂質」「遊離脂肪酸」があります。
それぞれ役割があり、コレステロールは細胞膜や胆汁酸(消化吸収を助けます)、ホルモンの材料になります。
中性脂肪は、身体のエネルギー、保温、衝撃吸収などの役割があります。
ただ、適切な量が体内にあれば良いのですが、生活習慣の乱れなどから、過多になったり過小になったりします。

脂質異常症 原因
血液のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪が過多の場合や、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が過小の場合も、動脈硬化を引き起こすことがあります。
たとえば、悪玉コレステロールは、余ったコレステロールを血管の壁に付着させ、善玉コレステロールは血管内の余ったコレステロールを肝臓へ戻します。
このため、悪玉コレステロールの過多や、善玉コレステロールの過小の脂質異常症は、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞などを血管に関する病気の引き起こすキッカケになります。
脂質異常症 症状
中性脂肪の値が高いと、心臓部の冠動脈疾患・脳梗塞・脂肪肝(肝臓)・膵炎などを発症しやすくなります。
特に、小血管病性認知症は、小さな血管が少しずつ詰まって、やがて、脳神経の大部分が死滅する病気です。
大きな症状も出ないので、気付かないうちに、発症して、重くなる恐ろしい脳梗塞です。
また、上記したように、脳梗塞などを発症します。
脂質異常症の多くは生活習慣によって起こります。多くは運動不足や偏った食事、肥満などが原因で成人以降に発症します。
原発性脂質異常症と言って、生来の体質的な要因が関係することもあります。遺伝子の異常が原因で血液中にコレステロールや中性脂肪が増えることもあります。
いずれにしても、脂質異常症は、動脈硬化の最大の危険因子と、言われています。
脂質異常症 予防
脂質異常症の予防は、生活習慣の乱れに注意が必要です。
バター等の動物性脂肪、お菓子やアルコールなどの摂取しすぎを注意する必要があります。糖質の摂取にも注意が必要です。
一方、野菜等の食物繊維や青魚(DHAやEPA)、豆腐などの大豆からできている食物は血清脂質値を下げ、動脈硬化を防ぎます。
摂取はサプリという方法もありだと思います。
以下のものは、一日72円と安価のものです。また、効果がないと返金保証(90日間)が付いています。
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オメガ3脂肪酸(DHAなど)は不飽和脂肪酸の一種です。このオメガ3脂肪酸を摂取することで、中性脂肪が低下します。
黒ニンニクが中性脂肪の血管への付着を防ぐとの報告もあります。
適度な運動
さらに、適度な運動が効果的です。ウォーキングなどの有酸素運動は、血液の状態を良くします。
また、ウォーキングと筋トレを組み合わせて、成長ホルモンの分泌を促進させてもよいでしよう。
さらに、運動は、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の増加にも役立ちます。
脂質異常症の治療は、まず生活習慣の改善が基本となります。その上で十分な改善されない時は薬物治療という流れになります。
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